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売れない営業マンとの付き合い方

おはようございます。

皆さんは「売れない営業マン」とどのように付き合っていますか?現場のマネージャーからよく聞く内容としては

「なぜ仕事に情熱を向けないんだ」
「なぜ出来ないんだ」
「出来ない原因を分析しろ」

みたいな声が聞こえてきませんか?

その想いを現場に落としても

「そもそも仕事を中心に生活していない」
「もっと自由な時間が欲しい」

など明らかにマネージャーとプレイヤーの間で意識の「差」があります。

これは明らかに「個人のゴール」と「会社のゴール」が重なっていないことによっておきます。

人事戦略の図

本来、どんな人も「なりたい自分」というのがあると思います。

今は新入社員研修の真っ最中の会社の方も多いと思いますが
新入社員ってまさにそれの塊じゃないですか?笑

「この会社でこんな仕事をして感謝されたい」
「有名になりたい」
「起業家になりたい」

とか色々出て来て聞いていると楽しい気持ちになりますよね(笑)

「売れない営業」や営業だけではなくすべての仕事において
仕事がうまくいっていない社員はいると思います。

その社員に対して真っ先に行うことは

「社員と向き合うこと」です。

どうやって向き合えばいいのかというと

①本人はこの仕事を通して何がやりたいのか(つまりどんなことであれば没頭できるのか?)
②自分の強みはどこにあるのか
③上記の2つと現在の会社のゴールとどこかに重なる部分がないか

これを徹底的に話し合うことです。

本来であればそれを入社の時にやっておいて、会社として欲しいポジションとマッチングさせることで「本来のポテンシャル」が発揮されると思います。

つまり、「売れていない社員」のゴールと会社のゴールがずれている可能性があります。

もし、その社員が「家族や恋人との時間」を優先したいのであればそれをもっとよりいい時間にする為に会社として何が出来るかを考えるということです。

営業であれば「限られた時間でめっちゃ結果を出せたらすごくよくないですか?」とか「恋人に何かをプレゼントするためにこの仕事を頑張る」とかその人の「ゴール」を聞いてあげてその人の「ゴール」と会社の「ゴール」を重ね合わせることで本来その人が持っている「ポテンシャル」を最大限発揮するフィールドが完成します。

こういった話をすると大抵出て来るのが「あいつはゴールがない」とか「そもそも甘すぎる」といった「気合」と「根性論」なのですが、それも仰る通りで何かを成し遂げるには必ず「気合」と「根性」は必要だと思います。

しかし、マネージャーの仕事は「与えられたメンバーで最大限の成果を出す」ことです。そうすると色んな価値観のあるメンバーが参加してくるのでその「個」に合わせたゴール設定をしてやることでパフォーマンスを出すことが出来ます。

その「環境」が出来た段階で、「スキル」を教えていくことで驚くほどのパフォーマンスを出すことが出来ます。

どんな人であれどこかに「隠れた才能はある」「隠れたところにやる気スイッチはある」と思ってください。必ずあります。

今まで数々の営業を見てきましたがなかった人はいません。

それを見つける前にマネージャーが向き合わなくなっているケースの方が圧倒的です。

今日も一人でも多くの人と向き合って、少しでも幸せに出来るように頑張って行きましょう。

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