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「KANDAO QooCam3 Ultra」360度カメラの頂点モデルとなるか?

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さて、とうとう登場しました新顔の360度カメラです。
現状ではInsta360のXシリーズの独壇場とも言える360度カメラです。
でもそんな中で入手しやすい価格で同社のQuuCam3がラインナップにありました。

今回はそのQooCam3の超パワーアップバージョンとも言える製品です。
Ultraの名に恥じぬスペックですが発表されたページを見ながら語っていきたいと思います。
ちなみに販売サイトは下記の通りとなります!

今現在は発表された状況ですぐには入手できません。
期間限定で15000円の値引きがされておりとてもお買い得です!
出荷開始が2024年8月10日ころとなっております。

スクリーンショットは公式のサイトより引用しております。

基本性能として気になる点をピックアップ

では公式サイトを読んで行ってみたいと思います!
同時にYouTubeにも動画をアップしておりますのでそちらも併せて見てみてください。
動画はこちらになります。

こちらでは気になった点をピックアップしてまとめていきます。
一般的なお話は動画の方で…
最初に上の方のスペック一覧から話してまいります。

・8K 360 動画, 96MP 360 写真
・DR ブースト
・10ビットの色深度
・強力な手ぶれ補正
・360°デュアルレンズモードと180°シングルレンズモード対応
・内蔵GPS
・空間オーディオ
・F1.6高速絞り、デュアル1/1.7センサー
・ループ録画、タイムラプス写真

https://jp.kandaovr.com/products/qoocam-3-ultra

ここで気になるのは「DRブースト」「10ビットの色深度」「シングルレンズ」です。

DRブースト

これは「ダイナミックレンジブースト」だと思います。
Panasonic の LUMIX GH6 で採用された者と類似した機能かと思います。
低ISOと高ISOの強みを合成して明暗の表現力を上げる機能です。

これによってどうしても通常のアクションカムより低画質になりがちな360度カム。
これが写真だけなのか?動画もなのか?もしかしたら映像の評価が変わるかもしれません!
擬似的なHDRが多く採用されておりますがとても気になる機能です。

10ビットの色深度

360度カメラで10ビットの色深度も製品はあったのでしょうか?
360度カメラで色調整を楽しめる製品となりそうです!
ただこちらも動画で全てのモード対応なのか?気になります…

シングルレンズ

実はこれすごいと思います…
シングルレンズモードはX3やX4で採用されているとても便利な機能です。
簡単にいうと片方のレンズのみで収録して普通のアクションカムのように使える機能です。

これによって必ず360度カメラで必要な「書き出し」の作業を削ることができるのです。
これが同じような機能なのか?それはまだわかりませんがとても期待できる機能です。
特にX4はシングルレンズモードの画質があまり良くないので期待大です!

QooCam 3 Ultraは、真の8Kパノラマ映像を30FPSで撮影し、4Kの4倍、5.6Kの2倍の解像度を提供して驚異的な明瞭さを実現します。クアッドベイヤーセンサーを搭載し、4つのピクセルを1つのユニットに統合して感度と画質を向上させます。このカメラは10ビットカラー深度、DRブースト、およびKandaoの高度なRaw+アルゴリズムを使用したDNG 8をサポートします。Kandao ObsidianシリーズのプロフェッショナルVRカメラのカラーフィロソフィーを取り入れ、人間の目が認識するものを忠実に再現しながら、優れた色精度と高品質の画像を提供します。360°デュアルレンズと180°シングルレンズの両方のオプションで多様な撮影モードを提供し、さまざまなシナリオに対応します。

https://jp.kandaovr.com/products/qoocam-3-ultra

クアッドベイヤーセンサー

クアッドベイヤーセンサーとは、隣接する4画素が同色のカラーフィルターで構成された配列を持つイメージセンサーです。高感度と高解像度の両立を可能にし、低照度下での撮影時に解像度の劣化を防ぎ、ノイズを低減させる効果があります。

撮影シーンに応じて、4画素を1つのクアッドピクセルにまとめて4倍の光を取り込むことができます。たとえば、ソニーのスマートフォンでは、RGBそれぞれを4つずつまとめて配置し、センサー内部でベイヤー配列に変換することで、48MPの解像度を持つセンサーから12MPのサイズで出力することができます

https://www.sony-semicon.com/ja/technology/mobile/quad-bayer-coding.html
より引用

これを採用している事によってシーンによっては大きな強みとなります。
公式サイトの動画の比較で5.7Kの動画での低照度撮影の結果はとても綺麗に感じます。
元から360度カメラは暗所撮影に強かったのです。

ただ最近のアクションカムは急に暗所に強くなってきております。
なので同じような技術を採用する事によって360度でも暗所の映像が綺麗に撮影できる。
その一助になるかもしれませんね!

Insta360シリーズと比較してどう感じるか?

「Insta360シリーズ」では現在「X4」と「X3」が競合となって来る製品と思います。
特に「X4」は「QuuCam3 Ultra」にとても近い直接のライバルとなります。
8Kで収録でき使い勝手や画質面でもバチバチに争っています。

あくまで私の感想ですが…
使いやすさではまだまだ「Insta360」シリーズの方に分があると思います。
やはりXシリーズも4代目、それ以外にも多数一般向け360度カメラを出している経験があります。

ただし!

直近ではこの差はとても小さくなってきております。
共にスマホアプリは使いやすくAIで楽しい映像表現をできます。
デスクトップアプリではしっかりとした操作ができ高画質を活かしやすくなっています。

QuuCam3は難しい設定項目も無くとても使いやすいカメラです。
本体の操作面ではそれぞれの良さを感じておりますが今回のUltraはどうか?
とても気になっております…

競合ができるのは業界にとってとても良い!

しばらく360度カメラというと「Insta360」シリーズしか目立ちませんでしたね。
RICOH THETAシリーズもございますがハイエンドモデルが多く一般的ではない印象があります。
そこに最近「KANDAO」の名前がどんどん上がってきております。

AIを活用したスマホアプリ、使いやすいデスクトップアプリケーションで360度カムの地位を築いたInsta360。
使いやすさを追求し初心者にも360度の動画の書き出しをしやすく工夫してくれています。
正にしばらく「これしかない!」という状況でした。

そこにコストパフォーマンス良く「KANDAO QuuCam3」が登場し高画質でとても素晴らしい製品でした。
当初、スマホアプリやデスクトップアプリケーションはお世辞にも使いやすいとは言えませんでした。
ですが、素晴らしいスピードでユーザーの声を拾い、どんどん使いやすくなってきております。

こうなってくると流石にInsta360さんも意識をしなくてはならない存在となってきています。
そんな中、今回の「QuuCam3 Ultra」の登場でさらに状況が変わってきます。
こうなって来る事で競争が生まれ、競争により活性化され発展していくことになると思います。

360度は写真も面白い!

私はアクションカムが大好きでとても楽しいと思っております。
360度カムはそれにとても近く「近未来の映像体験」を気軽に提供してくれる存在と思っております。
今後も状況を追って行きたいと思います。

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