伝えるという作業

かつて職場で一緒だった人が久しぶりに顔を出していました。


彼は、とても真面目で仕事熱心でしたが、「ある理由」で辞していました。

その「ある理由」は、いま多くの人々が直面している問題と重なるのではないでしょうか?


皆さまは、このような事態に陥ったことはありませんか?

事態を良くしようと発言したのに、現場の空気を悪くするばかりで全然事態が改善しない。



そうです、彼が直面していたのはそんな問題だったのです。



彼は仕事に対して真摯に取り組んでいました。

そして現場の事を誰よりも考えていました。


しかし、その『想い』を伝える事が上手では無かったのです。



作業が遅い新人に向かって、「早くやれ!」と怒鳴るとどうなるのか?

新人は委縮してしまって、より作業の遅れにつながります。

それには、『どうすれば効率的な作業が出来る』のか教えなければなりません。

人は叱られると、委縮してしまって脳は吸収を拒否してしまいます。

それでは、こちらにもメリットはありません。


ではどうすればいいのか?


人がもっとも頭に情報が入るのは、自分のメリットになる事です。

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