この世界で、あなたがもっとも大切にしなければならないクライアント


ビジネスパーソンと話をしていて、もっとも退屈な瞬間は、
「忙しくって全然帰れないよ」という言葉が出たときです。

僕はご存知のとおり、ものすごく付き合いの悪いことで有名な(笑)クリエイティブ・プロデューサーです。

『プロデューサー』という言葉のイメージだと、毎夜繁華街で豪華にお金を使いまくり、夜の世界に精通しているという感じでしょうか?

僕は全くです。

もともと夜のお店で働いていたので、まったく知らないという事はないのですが、今の僕には全然縁のない世界です。

僕は必ず家に帰ります。
夜は必ず家で過ごします。

元々、お酒がそこまで好きではありませんし、

酔っている人は大嫌いです。
それはお酒だけでなく、全般的に酔っている人は苦手です。

自身で経営をしていたら付き合いとか、仕方ない側面もあるのでしょうが、
僕は酒の席が必要な取引ならいらないと公言しています。

起業してすぐの頃は、僕も付き合っていました。
そして、すっかりあきれ果てました。

「呑みにケーション」の重要性が説かれた時代もありましたが、付き合った結果、
そこに根拠が無いことを実証したので僕には呑みにケーションは不要です。

第一に、コストパフォーマンスが悪い。
何だかんだで酔っているので、コンセプトもズレているし、進行もない。

僕はゆったりとした性格ですが、常に多くの案件を抱えている以上、ひとつの事に一晩欠けている余裕などありません。
それに「アイデア」が仕事に欠かせないものですから、それが鈍るようなことは邪魔です。

歌手が喉をいためるようなことをしないのと同じです。

プロ意識。
それです。

酒をまったく否定するつもりはありません。
僕も年に数度は飲みます。

それは、自分の心の旅を測る事なのですが、それはまた別の機会に【ゆうりCafe】にて。

さて、今回はこうしたお酒の席をディスることが目的ではありません。

お店の皆様には深い敬意を持っております。

今回問題にしたいのは、「忙しい」の中に、家族に時間を使っていない方にとっての苦言です。

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