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#8 気まぐれ日記 | 10000日誕生日

2024.01.16

母の誕生日と、来週からイギリスへ行ってしまう弟のお見送り会を兼ねてパーティーをするというので実家に帰った。夫も仕事終わりに駆けつけてくれた。

母が自分でセレクトしたケーキが出てきた。と思ったら、さらにもうひとつ、ケーキが出てきた。夫が気を遣って買ってきてくれたのかな?と思ったが、プレートにはわたしの名前が書いてあった。

「ゆうり 10000日おめでとう」と書かれたプレートにわたしはキョトンとした。ん?記念日?いや、10000日って何年だ?と考えていると、「ゆうりちゃん、明日は君の10000日誕生日だよ、おめでとう。」と言われた。

予想もしなかった突然のお祝いにわたしは驚きのほうが大きくてうまく喜べていなかったかもしれない。わたしの夫は数字遊びが大好きで、語呂のいい数字の日や時間や出来事を大切にする。たとえば車の走行距離とか。ゾロ目を見逃したときにはとことん落ち込んでいる。そういう人なので、ずっと前から10000日誕生日を気にかけていたらしかった。

思いもよらず、わたしの誕生日会?も兼ねてのパーティーになった。両親に「10000日、愛してくれてありがとうね。」と心の中で思った。恥ずかしいから言葉にはできなかったけれど。こんな風に、夫は感謝のきっかけや、人生のどこに自分がいるのか、ふと考えさせてくれる。いつも生き急いでしまうわたしの手をさっと握って、ふと立ち止まる勇気をくれる。立ち止まることは苦手で、ひとりだと怖かったけれど、夫とならば、もう怖くないかもと思った。ゆっくり歩く夫のペースに助けられている。ありがとう、ありがとう。一瞬一瞬を一緒に、味わってくれて、ありがとう。

ところで、そう考えると20000日は54歳でやってくるわけだから、30000日は82歳で。おおよそ人生の3分の1は過ぎたことになる。早いなあ、と思う方が先だったかもしれない。いずれにせよ、数えられるほどしか、人生は残っていないのだ。どう生きていくか、大胆なチャレンジをしよう。

2024.01.20

友人家族と旅行へ。一緒に行った友達夫婦2組共に去年かわいいかわいいお子が生まれた。「母は強し。」そう感じることばかりだった。全ての優先順位がきっとひっくりかえるのだ。ところで、前回のnoteにわたしはふたりがベストだと書いた。それでも大人数が嫌いなわけではもちろんない。好きだけど、うまく味わえない。でも、今回の旅行や結婚式や友人が大勢うちに遊びに来てくれることはとても嬉しいし、楽しいことだった。わたしはなぜだろうとずっと考えていて、ひとつの仮説に辿り着いた。大人数が楽しかったときにはいつも夫がいる。夫の人数に対するキャパの大きさが大きすぎるのではないか、と。夫は「人数なんて、増えれば増えるほど楽しい。」と言った。「えぇぇ。」という感じ。わたしがふたりのキャパシティでいっぱいの横で、夫は何人でも何人いても、いや、多ければ多いほど、楽しませてくれる。だから、なのかな。きっとそう。

帰り道に寄ったカフェがとっても素敵で、オーナーさんもラシーンに乗っていて、なんだかきっとまた関わり合えたらいいなとおもう人たちだった。そうだといいな。

2024.01.24

早く寝たいのに父が急に「お願いがある。ここに座ってくれ。」と、わたしと姉を両脇に座らせて徐ろに自撮りをし出した。「娘に囲まれてウイスキーを飲むのが夢だったんだ。」と言った。昨年末に、絶縁間近?の姉と仲直りをした父が、未だに嬉しそうで、いつかの厳しい頑固親父はすっかりどこかへいった。パパの気持ちは多分、わたしにはまだ分からない。それでも、あまりに嬉しそうなパパの姿はすっかりおじいちゃんの顔で、いつかパパともお別れする日が必ずやってくるのだなと思ったら、泣けてきた。

パパの宝物(だよね?)

2024.01.27

来週のマラソン大会に向けて朝ラン。と言いつつ、種目は5キロです、、、。ハーフにチャレンジしたかったけれど、ビビってしまいました。走ることってなんだかんだずっと好き。走るまでが大変なんだけど、寒いとか暑いとか着替えとか面倒だとか、でも一歩踏み込むと身体の全細胞が喜びだす。ただただ走る、ひとりきりの戦い。あの時間が好きです。

それにしても、学生の頃より1キロあたりのペースが驚くほど落ちていて、まあそりゃそうなんだけど、ショックでした。

友だちがくれたお花、可愛い

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