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客室で過ごす時間について | 星のや竹富島

星のや竹富島で過ごす楽しみのひとつは、客室での時間だな、と何度目かの滞在を通して感じています。

耳をすませば、風の音が、鳥の声が聞こえてくる。そんな風に感覚を研ぎ澄ませていると、自分の心の声も聞こえてくる。静かに始まる自分との対話。見ないふりしていた気持ちに、気が付く。蓋をしていた想いが溢れ出す。それは忙しない日々の中では知り得ない、心地の良い時間でした。

風を感じるバスタブで過ごす昼間時間

南風が吹き抜ける。風は、優しく空気を包み込み、ほどよい温度の湯はわたしの心の芯までじんわり温めてくれた。わたしは本も開かず、スマホを伏せて、音楽もかけずにただ過ごす。充電されていくのではなく、身体の中に溜まったいろんな雑念が放たれて、ゼロになる。

客室中央の浴槽

好きなものを好きなだけの夕食時間

星のや竹富島での夕食の選択肢は3つ。「ダイニング」「集落」そして「客室」。どれもおすすめだけれど、客室での食事時間も自由気ままで幸せな時間。もずくそば、ゴーヤチャンプルー、海ぶどうなどのアラカルトメニューとお酒で語らう時間。好きなだけ、好きなように、好きな人と。

夜明け前の静寂

夜は静かだ。そして朝になる少し前の時間。それはもっと静かな時間。あまりの静かさに目が覚めてしまうような不思議な感覚。なんとも矛盾したその出来事に、まだ夢の中のような気持ち。陽が昇ればあっという間に賑やかになる島の動植物たちも、まだ静かに眠っている。普段はまだ寝ている時間に身体を起こして、うっすらと明るくなりかけている空をじっとにらむ。朝を待つ。


「ただいま。」と、この家に何度だって帰ってくるのだろう。

この島に、この人に、この空に、何度でも。そう思う場所が心にあることは、日々を生きるパワーになる。


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