『玉と石の神話82』
辿り着いた場所で、仲間達も永の眠りにつくだろう。いつの日か、自ら目覚める時、何かに目覚めさせられる時まで。
金剛は揺り籠を引いて海底に泳ぎ出した。静かな場所を見つけて安置する。
「次にご尊顔を拝する時には、きっと白く輝く真玉の如く生い立たれている事でしょう」
画像1

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?