『玉と石の神話71』
「どうした?」
珍しくはにかんだ顔のトパーズに、琥珀が不思議そうに訊ねる。
「…驚きもする。お前から手を差し出してくれるなど初めてではないか…いや、私が金剛とやり合ったあの時以来か」
「そのように思うていたのか?なれば、私の心付は報われておらぬという事だな」
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