『玉と石の神話57』
「…なれど、私でも災禍の回避は叶わぬ。それはこの世界の意思、だからだ。数百、数千年の周期で必ずや訪れる」
王は自ら答えた。
「私に出来る事などたかが知れている。悪あがきと言っても良い。だが、黙って待つなど…我らが大切に生み出して来た者達を見殺しになど出来ぬ」
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