『玉と石の神話74』
同じ頃、王達も火が放たれた事に気づいていた。
「…どちらが早い方が良い、という訳ではありませんが…」
王妃の言葉に、王はただ目を瞑った。
「琥珀…トパーズ…急いで…どうか無事に本宮へ…」
その願いが通じたのか、見事二人は敵を火で封じ込め、本宮へと飛び込んだ。
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