『玉と石の神話』
いつの頃か、いずこの話か。
ある王の元に、得も言われぬ美しい双子が産まれた。
王は喜び、それ以上に心配にもなった。乳白色の肌、絹のような髪の子供たちは、美しくはあってもか弱く見える。
王は、強者と定評のある者を護衛として召し抱える事にした。
その名を金剛と言う。
無題95

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