『玉と石の神話59』
確認が如く、トパーズは口にした。
「その通りだ。如何にしても、命の生まれ出ず合間に在らざるべき存在が現れるは防げぬ。増え過ぎる事もな。故に私は災禍を利用する。それは決して、此度に限った事ではない」
災禍に乗じて呼び寄せ、全て浄化する覚悟なのだと皆が理解した。
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