〘新話de神話〙 異聞でも何でもないやつ16
グレーゾーンにまみれた歴史の途中に燦然と輝く5つの星があります。そのグレーゾーンを通過する過程は、私にとって暗黒の黒歴史へと突入する先発戦のひとつに過ぎなかったようにも思えますがw
その名も……
ファイブスター物語
文字通り『5つの星の物語』です。最も主要な登場神物はアマテラス様と運命の3女神の一柱ラキシス様。ちなみにアマテラス様は太陽神ではなく『光の神』と表現されています。
原作者・永野護さんは数々のロボットアニメでキャラクター(よりむしろメカ主体)デザインされている方で、『ファイブスター物語』は月刊ニュータイプで連載されていました。……ってか、昔と同じ形態のニュータイプ誌上なのかは知りませんが(たぶん同じ)、途中に休載を挟んで未だに連載続いてますw40年近くかかって現在17巻まで刊行しています。まだ全然前半戦(!)らしいですww
恐らくきっとメイビー間違いなく、私が生きてるうちに終わらないでしょうwww
私がこの話に出会ったのは確か中学生くらいの頃だったと記憶していますが、連載開始からしばらく経っていたと思います。導入理由ははっきり言って昔過ぎて定かじゃないのですが、中学の同級生とアニメ映画化されたのを観に行った記憶があるので間違いない……はず。
映画は第1巻を60分くらいに超凝縮したストーリーになっていて、藤川圭介さん原作の『宇宙皇子』と同時上映。宇宙皇子は北天の神の子として人間の夫婦の間に角を持って生を受け、不動明王に変化?顕現?するという、神話なんだか仏話なんだかわからない設定でした。(ちょびっとしか小説読んでませんw)
つまり、神話風と仏話風の相がけ上映だったワケですwww
ファイブスター物語には枝分かれしたサイドストーリーがあるみたいですが、私は基本的な軸となるストーリーしか追えていません。それすら、何度か、また何年も間が空いていたりして、時折思い出したように「あ、これまだやってた」的な追い方なので全体的な把握は出来てないです。
しかもこの話、初期と現在で設定がかなり変わっているのです。(2004年以前と2013年以降で設定が違うのだそう ←その間に空白の連載休止期間があるらしいw)
何と既に第1巻に結末までの年表が載っていたのですが、何巻かの年表は明らかに違うものになっています。(結末は同じっぽい)
壮大過ぎて内容を把握することは諦め、何となくMO☆SOで自己補完しながらたま~に追ってる感じなのでした。
さて、この話をものすごく雑に説明すると、5つの星を舞台に、各惑星・各国・各人の歴史・伝説・現在過去未来などが幾層にも同時に交錯しながらたったひとつの結末へと収束してゆく様を、アマテラスとラキシスの愛を主軸に紡ぎあげた神話(まだ終わってへんけど)、とでも言いましょうか。
はい、全然わかりませんねwww
壮大過ぎるこの話、ホントに雑なんですけど要は全部盛りのストーリーです。(←雑の極み)
主人公アマテラスは年齢不詳、比類なき美貌の持ち主であり、かつ万能で謎多き一国の王として認知されています。暴れん坊将軍や遠山の金さんよろしく身分を隠して各国を渡り歩くこともあり(盛大に大バレしていたりもするw)、その際に使っている名前もある職業の匠として星団中に知られていたりします。
その際も「美しい青年」として認知されていますが、実際には男でも女でもなく、またどちらでもあるしなれるけど強いて言うなら男成分多めです、的な感じのようです。
パートナーであるラキシスは……この説明し始めるとクッソ長くなるのでいわゆる『人』ではない、とだけ申し上げておきましょうwww(ご興味が湧いた方は頑張って本誌をお読みくだせーw)
何でこの物語についてどーでもいいこと言い出したかと言えば、実は元々私はこの話を『神話』と認識して読んでいなかった、からですw
ここ何年か、実に数十年ぶりに神話関係の本など引っ張り出し、あーだこーだとデタラメ妄想像アリエン神話を書くようになり、唐突に思ったのです。
「コレ、神話じゃん……!」
……と。(おい)
アマテラスなどの神様が出て来ることはもちろん、ラキシスを始めとする女性キャラ(人ではない)の名前が圧倒的に女神様の名前なんですわw
神様、異次元の生命体、人間離れした人間、いわゆる人ではない生命体、普通の人間、が全て混在したほぼ1万年分に及ぶ物語を神話と呼ばず何と呼びましょう🙃
自分の神話系譜がこんなトコにもあったと言うことを忘れずに、これからも妄想像に励む所存です。(そのうち宇宙皇子も読み直すかな……)
ええ、それだけのことで相変わらずオチはないのでしたwww
まるで番宣の回し者みたいですんまそん😂
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