『玉と石の神話51』
トパーズの視線に気づいた金剛が何か言おうとした時、王が手で制した。
「何かあらば申されよ」
琥珀は下を向いて口を挟まなかった。気配でそれを察し、トパーズは礼をしながら息を吸い込む。
「恐れながら、我らが正確に役目を果たせるよう、全てをお話し戴きたく存じます」
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