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排他的と聞いていたパリがとても優しい街だった話(後編)

さてさて
おじいさんのご厚意?で
全然わからない場所から
バスに乗り込むことになったのですが
下調べも特にしておらず
バスの料金システムも不明…😅ヤベー

とりあえず、次のバス停で
乗ってくる人や降りる人を見て
真似するしかないな…と考えてましたが
次のバス停で乗ってきた方は
定期の様なものを運転手に
見せて乗車…😓
降りる方々はそのまま降りるだけ。
どうやら乗車時に定期を見せて
降車は自由にって感じみたい。
次のバス停も…次も…次も…
ヤバい…みんな定期で現金の人がいない…
真似出来ない…😨
このままだと無賃乗車になってしまう😵

勇気を出して目の前に座る
優しそうなおばさまに
英語話せますか?と聞いてみた😓
「ノン」…やっぱりか…😭
と思った次の瞬間
その隣のお姉さんが
「話せますよ」と声をかけて
下さいました🙆オー

私が料金を支払ってない旨伝えると
わざわざ運転手のもとへ向かい
切符らしきものを手に戻ってきて
料金を教えてくれました😆
(金額は忘れました…
あーちなみにまだユーロではなく
フランス・フランの時代です😅)
そして、その切符らしきものを
ここに通しなさいと機械に通し
これでOKよと指南頂きました😊
ホントに親切なお姉さんがいて
助かりました🙆

何とか初日からキセルで
捕まることは避けられたので
ホッとひと安心😌

ただ、この話しには続きがありまして
その親切なお姉さんが降車したあと、
そのやり取りを見ていた
別のおばさまが私に声を掛けてきて
「その切符は1枚で買うより
10枚で買った方がお得よ
それにバスだけでなく電車も全て
パリ市内は共通だから」
と教えて下さったのです😍
私はすかさずそのおばさまに
聞きました
「10枚で買うにはフランス語で
何と言えば良いですか?」

「アンカルネ シルブプレ
って言いなさい…駅で買えるわよ」

これが私が初めて現地で覚えた
フランス語です😋
今もカルネってあるのかな?🐱
あるわけないかぁ😓
きっとSuicaみたいなのに
なっちゃってるよね😞ブンメイノリキ


公園の案内看板を見てただけで
バス停に引っ張るおじいさん……

バスで切符を買って来てくれたり
お得情報を英語で丁寧に教えて
下さるマダムにマドモアゼル……

しかもフランス語の話せない
外国人(私)に…😓

排他的だとか
あえて英語で話してくれないとか
全部ウソでした😆
私にとってパリは
到着初日に大好きな街になりました🙆


尚、その後
凱旋門が車窓から見えたので
適当なバス停で降車し、
凱旋門と眼下にエッフェル塔を
望むことができ、
且つ、地下鉄の駅でカルネも
購入出来ました😊
もちろん
「アンカルネ シルブプレ」
「メルシー」
のふたことだけですが
フランス語だけで会話が成立😍
あの感動的なほんの数秒間の経験は
未だ色褪せることはありません😌

その感動にひとしきり浸った後、
ホテルに帰るのに非常に
苦労したのは言うまでもありませんが、
それも含めて良い想い出です😅

おしまい

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