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未知なる領域に導く苫米地式コーチングの5つの奥義

プロテスタント・キリスト教には、「5つのソラ」という言葉があります。ソラは「ただ~のみ」という意味です。これは宗教改革者たちが命懸けで主張したキリスト教信仰の重要な教義を表しています。「信仰のみ」「聖書のみ」「恩恵のみ」「キリストのみ」「神の栄光のみ」の5つです。

同じように、苫米地式コーチングにも5つのソラが存在します。「want toのみ」「ゴールのみ」「エフィカシーのみ」「空のみ」「現状の外側のみ」です。他にもスコトーマ、コンフォートゾーン、ドリームキラー、変性意識、臨場感、内部表現といった重要な概念がありますが、特に上記の5つが最も重要な要素です。

コーチングにおいては、want toがすべてであり、ゴールがすべてであり、エフィカシーがすべてであり、がすべてであり、現状の外側がすべてなのです。どれも密接に関連し、同レベルに重要なのです

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want toがすべて

人生は遊びです。人生は楽しむためにあります。あらゆるコーチング理論を学んだとしても、楽しんでいる人には勝てません。楽しむこと以上の奥義は存在しません

人生で迷ったときは「want to」に従ってください。短絡的な欲望や衝動であっても、否定したり、切り捨てないでください。やりたいことはすべてやってください。倫理、道徳、常識から外れたものであっても気にする必要はありません。本心から湧き出る欲求を追求してください。

多くの人は「want to」を生きていません。他人の評価に囚われ、他人のために生きている状態、演じている状態、これが能力を十分に発揮できない最大の原因となっています。他人の評価のために全てのエネルギーが失われてしまっているのです。

「want to」こそ私たちの能力を最大限に引き出す鍵です。「want to」を追求していくと能力が上がっていき、それに比例してエフィカシーも上がっていきます。「have to」という義務に囚われると、エフィカシーは下がっていきます。だからこそ、「want to」に心を向け、内に秘めた願望を解き放つ必要があるのです。

コーチングの理論なんてどうでもいいのです。コーチングの教科書など破り捨て、「want to」の導きに従って行動してください。「want to」こそすべてです。

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ゴールがすべて

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