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【鬼滅の刃考察#03】栗花落カナヲのもう一つの力

今日もひっそりマンガ語り。
ゆうTO3です。

始めたばかりなので鬼滅関連記事以外は伸びないのはしょうがないけれど、鬼滅人気を実感します。

さて、
今回は『鬼滅の刃』の栗花落カナヲの花の呼吸ではない、もう一つの力について語ります。

いつものようにネタバレありなので、原作未読派はご注意ください。

鬼滅読者なら、炭治郎は嗅覚、善逸は聴覚、伊之助は肌感覚(いわゆる触覚の一部)が常人よりずば抜けて優れているというのは常識。

炭治郎は相手の感情まで臭いで分かってしまう。
それ嗅覚で出来る!?という凄いレベル。

この3人に比べるとはっきりとした描写ではないが、カナヲは視覚(特に動体視力)が人並み外れて優れている。

これは上弦の弐、童麿との戦いではっきりと描写されているが、実はその前からちゃんと描かれている。

カナヲは少女の頃に、お金で売られそうになっていたところを胡蝶姉妹が買い取る形で引き取り、家族として大切に育てた。

そのため、胡蝶姉妹はカナヲを鬼殺隊に入れるつもりはなかった。
なぜなら、鬼殺隊は過酷な戦いに身を投じ、若くして戦死する可能性が非常に高い組織だからだ。

しかし、カナヲは花柱である胡蝶カナエの『花の呼吸』を見ているだけで、ほぼマスターしてしまった。

身体能力の才能も素晴らしく優れている証だが、視覚の優秀さも表している。

また、
炭治郎に淡い恋心を抱くきっかけとなったコイントスの際も、『細工をしているようには見えなかった』
と細かい部分までよく見ている。

推測だが、視覚が並外れているカナヲには、ちょっとした表情で嘘を見抜いたりも出来るのではないか?

だから嘘がない、なんの虚飾もない、どこまでも真っ直ぐな炭治郎に惹かれたのではないだろうか?

そんなカナヲは最終決戦で
『花の呼吸 終ノ型 彼岸朱眼』
を使っている。

この技は本来なら使用者は失明してしまうが、カナヲは短時間とはいえ、2回使ったにも関わらず、完全に失明することは避けられた。

これはもともと常人より遥かに優れた目を持っているため、技の出力(目にかかる負担)に耐えられた可能性もあると思う。

この優れた視覚のおかげで炭治郎は助かったと言えるので、最終決戦での彼女の役割はとても大きい。

ところで、五感と言えば、視覚、嗅覚、聴覚、触覚、
もう一つ『味覚』がある。

この味覚についての考察は次回で。

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