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#名刺代わりの小説10選

Twitterの#読書垢の方の固定ツイートでよく見るこのハッシュタグ、結構好きです。

きっと会うことはないのに、勝手に人柄を想像するので、
名刺よりも人の心に、記憶に残るような気がします。

最近読んだ『ぼくもだよ。神楽坂の奇跡の木曜日』の冒頭の一文にも

人は食べたものと、読んだもので出来ている。

とありました。

うん、納得!と思いつつ、「10冊選ぶの超難しくないか???」ってバカ真面目な私は最近本棚の前で「う~~~~~ん…」と悩んでいます(笑)

そりゃぁ大人になってからの方が本を読むスピードも言いたいことを咀嚼するのも早くなったけど、記憶も朧気な子供の頃に読んだ本の方が、人格形成に影響を与えてるんじゃない???とかとか考えてしまうからです。

このお題はしばらく温めようと思います…。

節目で読み返す本って意味ならばこのあたりなので、これが#名刺代わりの小説10選なんでしょうか。ムズイ…。

生きる哲学 若松英輔
日日是好日 「お茶」が教えてくれた15のしあわせ 森下典子
本日は、お日柄もよく 原田マハ
夜と霧 ヴィクトール・E・フランクル
大人の女性はどう働くか? ロイス・P・フランケル


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さてさて、冒頭でご紹介した本。

神楽坂の路地裏で古本屋を営む店主とその店主が”ちくま文庫の女"と名付けるお客さんの会話も、盲目の書評家の言葉も読書好きにはたまらん感じです。とりあえず、『波止場日記』と『ゴッホの手紙』が読みたくなります。

「古本屋という商売は、たしかに古本というモノを売買して生業としてますが、ほんとは一冊の本に込められた、作家や詩人の魂を扱う仕事なんだと思います。だから私が敬愛する作家の本は、たとえ何年も売れなかろうが、棚にずっと置いておくんです」
「わたしは『自分の目が見えたらどんなにいいだろう』と何度も思ったことがあります。そうしたらもっとたくさんの本が読めるのに。もっとたくさんの出会いがあるのに、と。
読書はどんなに孤独な作業に見えたとしても、つながることです。著者とつながる。人とつながる。自分の思い出とさえ、つながることがあります。

これは6冊目を見つけちゃった感じです。10冊に絞るの無理だな…まぁ100冊紹介されても…って感じですけどね(笑)

みなさんの10冊はなんですか?♬ぜひぜひ教えてください。

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