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ADVやノベル

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自分がプレイした読み物系のゲームまとめ
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Ib(イヴ)リメイク版 クリア感想

 PS4版でクリアしました。  もともと2012年にフリーゲームで発表されたものを、下地はそのままにグラフィックを向上、一部の謎解きの調整などが施され、有料でプレイできるようにされたリメイク作品。  2D探索型ホラーアドベンチャーというジャンルで、私はホラー物がとても嫌いなためにおっかなびっくりとプレイしてましたが、ホラーの定石は押さえているものの、見下ろし型のデフォルメされたゲームデザインなためか怖さはマイルドになっているので、まぁ、大丈夫でした。  何よりも、例えば

ワールドエンド・シンドローム クリア感想

 NintendoSwitch版でクリアしました。  ミステリー × 恋愛アドベンチャーゲームとのことでしたが、テンポ良く進むシナリオはとても読みやすく、キャラクターも個性的ながら脇役含めて魅力的でした。  ミステリー要素に関しては、サスペンス、伝奇物、ホラー、時々ファンタジーなどと複数のジャンルが混ぜ合わせた感じになっており、序盤からもそういった演出にかなり力が入ってて色々な意味で驚かされた。・・・序盤のホラー演出はやめて欲しかったなぁ。  なお、私が記事の表紙絵をこ

コーヒートーク クリア感想

 PS4版にてクリアしました。  開発はインドネシアのインディーゲーム会社によるノベルゲーム。  おすすめのインディーゲームによく名を連ねるので前から気になっていましたが、ボリュームは少ないながらも、私好みの小説や映画を見終わったような読後感が心地良いゲームでした。特にキャラクターに合った翻訳のセンスが抜群に良い。  また、ノベルゲームでありながら、主人公がコーヒーをメインにしたカフェを営んでいるのもあり、プレイヤーがお客様に注文通りの飲み物を提供するというのも面白く、

ユキイロサイン クリア感想

 PC版にて読了。WonderFool作品および冬野どんぶくシナリオは初めて。  ただの気まぐれ且つうみこ先生のイラストのファンという理由で買ったのだが、思った以上に良かった。  ストーリーはほぼカレンダー通り1日ずつ進むものの、テンポ良くコンパクトに濃縮されて読みやすいし、選択肢は個別√に進むための分岐点として1つしか用意されてないので、安心して読むことに集中できた。  うみこ先生によるイラストは立ち絵・イベントCGともに美麗で文句なし。脇役含めてみんないいやつなので

AIソムニウムファイル ニルヴァーナイニシアチブ クリア感想

 PS4版にて難易度は1番易しいストーリーでクリアしました。前作はクリア済。他の打越氏の作品は未プレイ。  続編ではあるが前作とはまた毛色の違うものを出してきたなぁ、というのがまず出てくる感想。当然、前作したほうが良いことに変わりないが、やらなくても問題ないくらいキャラ以外の繋がりは薄い。  前作同様に魅力あるキャラクターと人間ドラマにギャグのメリハリは健在で、事件もプレイヤーを巻き込むように視覚やオカルト用語等で撹乱させつつも、多少(?)のご都合はあれど筋の通ったものに

switch版 魔法使いの夜 クリア感想

 タイプムーン・奈須きのこ作品、魔法使いの夜を読み終えました。  携帯モードで読みたかったのでswitch版を購入していたのですが、月姫リメイクと同様にアニメのような演出・派手なアクションシーンといった豪華な紙芝居は大画面でこそ映えると感じ、結局はTVモードで読んだという。  きのこ作品は空の境界(原作小説)→Fate/stay night及びhollow ataraxia(vita版)→月姫リメイクと履修してます(アニメは割愛)。 ストーリー 選択肢が一切ない読むだけの

シンスメモリーズ 星天の下で クリア感想

 先日にswitch版にて全ルート読破したので、記憶が新しいうちに感想を。過去作はInnocent Fille(以下、前作と呼称)のみプレイ済み。尚、レビュー読み直してみると、攻略ルートによってはネタバレ込みで不満たらたらな感じで書いてあるので要注意。  まぁなんて言うか、クリアして浮かんだ言葉は練り込み不足、尺不足か?だった。選択肢によるゲーム性がほぼないので、シナリオにどうしても注目してしまうから尚更。特に恋愛要素のあるシリーズだと思っているのだが、今作はそこが薄めにな