レジンアレルギー予防
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こんばんは!
フェイクスイーツクリエイター ユウミンカフェです。
本日の記事は…
レジンアレルギー予防について
画像は、UVレジンで氷のシャリシャリ感を表現した「カキ氷マカロン(ブルーハワイ)」。
高品質で防水性も高い作品が作れるUVレジン。
「レジンにアレルギーなんてあるの?」という方もいるかもしれませんが、
レジンも花粉症と同じようにある日突然アレルギーになることがあります。
本日の記事では、レジンアレルギーを予防するためにユウミンカフェがやっていることを書きたいと思います。
換気
まず第一に、レジンの説明書にも記載があるように
換気が大切です。換気は「必須」。
注意するべきは夏
エアコンを付けてドアを締め切りになることがないようにすること。
近年の夏はものすごく気温が高いので、扇風機だけだと汗がレジンにうっかり入ってしまって硬化不良…なんてことのないように
エアコン+ドアを開けて換気、が一番良いのかなと思います。電気代はかかってしまいますが……。
空気清浄機はダメなの?
ユウミンカフェ宅には空気清浄機あり昔UVレジングミータイプ(匂いが特に強い)で試してみたのですがフィルターに匂いが付いて一日取れませんでした。(稼働していたら自然と取れました)
故障の可能性があるので、空気清浄機はオススメしません。
マスク
空気中に蒸発(気化)した物質の吸い込み軽減目的。
レジン作業中だけでなく、バリ取り作業中(粉塵予防)にも必須ですね。
保護グラス
こちらも、目に物質が入らないようにするためです。
ユウミンカフェは、UVの光の防止のためもあってPCメガネを付けています。
レジン作業時は少し覗き込んで作業する方も多いと思いますので、
マスク+保護グラスも必須かなと。
話はズレますが…
ユウミンカフェは美大の日本画卒で、顔料を焼く(色を濃くする)手順の授業で
「「朱(色)」を焼く作業をするときは絶対に覗き込んではダメ」
と習いました。危険な物質は真上に登るからです。朱は特に危険で
教授の話曰く、「昔の画家で、朱の焼き作業をしていたら、上に留まっていたスズメが落ちてきた」経験のある画家がいるそう。
危険な物質を扱う時は、覗き込まないように…はどの業界でも同じなのかもしれませんね。
作業中・後片付けは無水エタノールを使用する
クレイパティシエールの修了式の際に株式会社パジコさんの偉い方に
「レジン扱い時は何で拭いたら良いですか?」と聞いたところ、
無水エタノールをオススメされました。
作業中や、後片付けの際に使用することで、道具を清潔に保てます。
レジン以外にも使い勝手が良いので、無水エタノールは手放せません。
時と場合によってAmazonの方が安い時もあります。(通常はサンドラッグで購入)
※ウェットティッシュはNG。昔うっかり混ぜ棒を拭いてしまって、そのままレジンに入れてしまって硬化不良を起こしたことがあります。
私が普段使用している無水エタノールはこちら
【2022年1月13日追記】
コロナ禍で一時全く手に入らず、価格が暴騰していましたが、最近ようやく落ち着いてきました。1000円前後で購入可能。
エンボスヒーターは長時間当てない
昔「この着色料、気泡が消え辛いな〜」
とエンボスヒーターをいつもより長めに当てていたら白い煙が出ました。
※恐らく、絶対体に良くないやつ…。危険なのでやめましょう。
作業はなるべく簡潔に
レジンアレルギー予防だけでなく、UVランプが高温化してしまうことの防止も兼ねて、1日に長時間することを避ける。
説明書はしっかり読む
一液性レジン、二液性レジン関わらず、メーカー推奨環境等よく読むこと。
日焼け止め
こちらは念のため。手に日焼け止めを塗っています。
UVランプを使うため
おわりに
レジンアレルギーの作家さんに実際に会ったことがありますが、
「自分のメインであるレジンのアクセサリーを沢山作りたいけど、目が痒くなってしまうから長時間出来ない(一日に作れる個数が限られてしまう)……」と仰っていました。
蓄積でアレルギーになってしまったら制作に差し支えるので、
日々の予防に努めましょう。
ではまた。
ご覧くださいまして、ありがとうございました。
2019年9月15日 フェイクスイーツクリエイター ユウミンカフェ
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