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特別な時は、“今”

「大事なものほど使えない」
というのが常だった

「壊れたらどうしよう」
という不安と恐れから
丁寧に丁寧に
仕舞い込み

「特別な時にだけ使う」
のが
“物を大切にする”
ことだと思い込んでいた


けれど
仕舞い込んだ物は

あることすら忘れてしまったり
使わないうちに好みが変わって
全然使いたくなくなっていたりする

これって
すごーーーく、勿体ないことだなあと


「勿体ない」というのは
「その物が、その物である体を成していない」
状態のことで

つまり
「仕舞い込んで使っていない状態」
のことで


なので!
その物にとって1番幸せなのは

「気持ちがマックスに乗っている時に」
「思いっきり堪能しながら使う」

ことだと分かると

怖がらずにどんどん
使っていけそうじゃないですか?!(笑)


たとえそれで
消耗してしまっても
壊れてしまっても

そこでその子のお役目が
きちんと果たされたのだと思う

無くなること
消えていくこと
変わることを怖がっていたら

ときめきは感じられない


命が「生きている」ということは
「常に変わり続ける」ということ

「変わらない」というのは
「命がない」というのと同じこと


自分の命だって
その物の命だって
いつ無くなるか分からないのだから

「今」をめいっぱい
関わって、味わって、生きること

大切な物に命を持たせるためにも

その物との関係が命あるものにするためにも

どうか
大切なものを
「今」使ってみて

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