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学級経営を振り返ろう

もうすぐ今年度も終わりですね。

この1年間はどうでしたか?

うまくいったこと
いかなかったこと

数えきれないほどあったと思います

疲れが溜まる年度末、なかなか振り返りに時間を使うことも難しいと思います。

しかし、1年が終わる今こそ、年間で1番振り返る効果が高い時期

少しでも振り返りに時間を使いたい

今日は僕が取り入れているすぐにできる学級の振り返りについて言語化していきたいと思います


①学級の1年間を可視化するグラフを作る

② 行事・手立てを書き込む

③ 学級力と行事・手立ての関係性を読み取る

④ 次に生かせるものを探す

終わりに


①学級の1年間を可視化するグラフを作る

まずは、今年1年間のクラスの様子を可視化してみましょう。

最初に横軸に4月から3月までとり
   縦軸にクラス力をとってグラフ化します。
※ここでいうクラス力とは、担任であるあなたの目指す目的に対する値でもいいですし、学級目標の値でもいいです。慣れていない場合は学級目標に対する値でいいかもしれません。



こうすることで、1年間の学級の状態を一目で見ることができるようになります。コツはなんとなくでもとにかく線を引くこと!

それぞれの月のクラスの様子を思い出しながら直感的に引いてみましょう。




② 行事・手立てを書き込む

グラフが書けたら次は行事やこちらが講じた手立てを書き込んでいきます。



③ 学級力と行事・手立ての関係性を読み取る

ここまできたら、そのクラス力と行事・手立てがどのように関係していくのかを考えていきます。

例えば、上のグラフから考えると

「修学旅行」で一気にクラス力が上がっているのがわかります。と、すると行事に前の事前学習や、学級指導がクラスのまとまりをつくっていた、という予測が成り立ちます。(上のグラフは例です)

逆に「卒業式練習」があった2月は若干下がっていることがわかります。卒業式練習で下がったことも言えるかもしれませんし、卒業間近であるため、子どもの気持ちが落ち着かなかったことなどの要因が考えられます。

このように分析することでどのような要因でクラス力が変化したのかを考えることができるのです。


④ 次に生かせるものを探す

もちろん
「子どもの実態」「学年」「地域」など、子どもを取り巻く環境は実に多様で、「いつでも通用する」ようなものを見つけることは難しいでしょう。

ただ、
「自分は行事でクラスをまとめている」
「学級会を通してクラス力が上がっている」
など、来年度も使えそうな傾向や手立を見つけることができれば

来年度の学級経営を考える上で良い材料にすることができます


この振り返りを毎年度末に繰り返し取り組めば、さらに今後の学級経営を行なっていく上での大きな武器となるでしょう。



終わりに


今年度も

本当にお疲れ様でした

最近体調を崩されている方も多いようです。

僕自身も卒業式を前にして、少しダウン、、、

睡眠時間の多くとって回復に努めています。

ただ、大きな節目である今

無理のないように

少しこの1年を振り返ってみませんか?


今日はこれでおしまい。

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