ニーズの指導とウォンツの指導
「ニーズ」と「ウォンツ」という言葉を聞いたことがありますか?
ニーズ(needs)
ウォンツ(wants)
マーケティングの中で使われる言葉だそうです。
Bingに聞いてみると
と言うように説明してくれました。
ここから僕はふと思ったんです。僕は学級経営をどちらでやっているんだろうって
今回はニーズとウォンツという視点から考えた学級経営について言語化していこうと思います
1 ニーズの学級経営
自分の学級経営はどちらの視点かと考えた時
僕は「ニーズの学級経営」をしているなと思いました。
「みんなが立てたこの学級目標を達成するためには〇〇をしなきゃダメだよね?」
「クラスの仲を深めるためにはどうしたらいいの?」
「時間が守られていない。このままだとみんなが求めているクラスにならないと思うんだけどどう思う?」
「〜するために」
僕はこういう言葉を多用しているなと気づいたのです。
子どもたちが達成したいと思うものを引き出し、そのために必要なことを明らかにして促す。
そんなイメージ。
きっとこれはある意味‘正しい’経営の仕方で、子ども達は必要感をもって行動するようになる。でも、子どもの思うような成長が見られず、僕自身もどこか窮屈さを感じていました。
2 ウォンツの学級経営
「素敵だな」
そう感じる学級づくりをしている先生達
その人たちのクラスは
子どもの「やりたい」という思いが実現されているなあと感じます
ユニークな教室掲示や係
係集会もとても面白く
一見、大人がみても
(これ、どんなねらいがあってやっているの?)
(面白いの?これ??)
(ごめんよ子ども達よw)
と思うような内容もある
でも、
子どもはすごく真剣で、その時間を楽しみ、より良いものにしようとしている
子どもの「やりたい」
が実現され
それが学級の文化・風土になっていく
僕とは違う
子どもの「ウォンツ」でつくられている
いいなあ
こんなクラスどうやってつくってきたんだろ
こんな「ウォンツ」の学級経営を僕もやりたい
今はそう思うようになりました
3 終わりに
今回は「ニーズ」と「ウォンツ」の視点から学級経営について考えてみました。
ウォンツの学級経営
目指したい新たな形がまた見えてきました
今日はこれでおしまい。
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