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僕たちは馬を水辺に連れていくことしかできない

新年度が始まり、、

僕らの代も職場ではいわゆる「中堅」って言われるようになり、、


自分よりも年齢が下の人たちも増えてきた


最近考えることは


後輩をどう育てていけばいいのか


っていうこと




いやーー




難しいね


今までは自分の課題、それを改善するための方法について考えればよかった

問題もそのための解決策も自分の中にあった



でも、今度は違う

相手の中に問題意識があるのか、そしてそれにどう向き合うのかは全て相手の中にある

強く言っては引かれるし

やんわり過ぎれば伝わらない


でも、相手がそのまま仕事を続けるっていうことは、自分が我慢できない



なぜなら、


子どもがかわいそうだから





でも、頑張っていない人なんてこの仕事やっている人でいないんだよな


ただ、

頑張っていることが課題とマッチしていないだけ

でも、それに気づけるか気づけないかって、ほんの少しの差なんだけれど、

なかなか見えるものではない

そして、「しんどい」って思うほど、どんどん見えなくなってくる

自分もそんな時期をながーく過ごしていたな




でも、最後は自分なんよな





対子ども
対大人

で自分のスタンスが変わってしまう部分でよくないなって思うことは

大人に対しては「プロなんだろ?もっと学ぶ姿勢もてや」って思ってしまうこと

でも、こんなブラック職場環境にあって、毎月給料の1割ぐらいを勉強に使っていることって、考えてみれば、すごい自己犠牲だなって思ったりしなくもない

結局は趣味の世界というか、

どこまでこだわるのかっていうか、、、

ただ、やっぱりこの仕事って、どこか職人の部分があって、一般の仕事の考え方では考えられないところってあるんだと思う

そこが、この仕事の面白いところだとも思うんだけれどね


いや、でもあれだよ??


こんなに連綿と教育界、様々な教育法が生み出されてきたのに、共有化、系統化されてないのはいただけないなぁって思ってはいますけれども


ごにょごにょ書いてますけれども



と、後輩の姿を見ていてゴニョゴニョ考えているわけですよ



でも、僕たちは

馬を水辺に連れていくことはできても、水を飲ませることはできないのです


じゃあ、ここが水辺だよって知らせ、こっちだよって連れていくこと、、

自分が相手に対して精一杯できることをやっていくだけなんだよな





好きな言葉に山本五十六の言葉がある

やってみせ、言って聞かせて、させてみせ、ほめてやらねば、人は動かじ


教育とは根気がいるもの


自分もそうやって周りにもどかしいって思われながら、それでも飽きずに伝え続けてもらえたからこそ、今の自分がある



今度は自分が後輩に返していく番だね


新たな課題


ワクワクしながらやっていこう




今日はこれでおしまい。

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