宮古島弾丸旅行
どうも。
ゆうくんです。
1月の連休に宮古島へ弾丸旅行へ行ってきました。
そのお話をご紹介させていただきます。
1.宮古島に行った経緯
昨年は沖縄本島に行ったので、今年は行ったことが無い沖縄の離島に行きたいと思い行動することにしました。
飛行機雑誌で下地島を離発着する飛行機の写真を見て、自分も下地島空港行ってみたいという思いがあったので、橋を渡って下地島に行くことができる宮古島へ行くことにしました。
また今回は、時間や身体の休養を考え、1泊2日で行くことにしました。
そのため、滞在時間はわずか24時間10分という弾丸旅行になりました。
2.宮古島での移動手段
今回は1人旅であり、レンタカーを借りるのも勿体ないので、自転車で移動することにしました。
自転車は、福岡から自分の使用している愛車(Giant Escape R DROP)を現地に持ち込み移動しました。
福岡からは那覇経由で宮古島まで飛行機で移動しました。
自転車は解体して、輪行袋に入れ、手荷物として運びました。
ANAやJALといったフルサービスの航空会社であれば、無料で預け荷物として運ぶことができます。
※ANAの国内線預け荷物は20kgまで無料
宮古島は高低差があまり大きくなく、最高峰でも115mしかないということや毎年4月にトライアスロン大会が開催されることもあって、自転車に乗っている方が多く見かけました。
また、ホテルへの自転車持ち込みについても、室内でチェーンに油を注ぐなどメンテナンス作業を行わなければ良いという条件はありましたが、客室に自転車を解体せずそのまま自転車を持ち込むことができました。
普段、サイクリングするときは、30km/h前後の巡行速度で走行し、信号待ちに伴う減速の影響で平均速度は25km/h前後となりますが、今回は、島をゆっくり見るということが目的でしたので、20~25km/hの巡行速度で流しながらゆっくりと島巡りを行いました。
2日間で約65kmを走行したので、帰ってきてから数日は立ち上がる時に腰が痛いと感じました。あと1日あれば、自転車で全島を見て回ることができそうな気がしました。
3.1日目
(1)下地島へ
本来は13:10に宮古空港に到着する便で宮古島に到着するところでしたが、福岡の出発が40分遅れたため、宮古に到着するのも当初より25分遅れてしまいました。
飛行機自体は、福岡→(ANA1203)→那覇→(ANA1723)→宮古と飛ぶため、遅延しても置いて行かれることが無かったので安心でしたが、機内でCAさんが、「宮古行きへお乗り継ぎのお客様は、降りたゲートでそのままお待ちください。機体と乗務員は同じもので運行いたします。」というアナウンスを何度も言うので、もう分かってるからと心の中で笑ってしまいました。
飛行機の到着も遅れたし、平良に向けて自転車を漕いで一旦ホテルに荷物を預けてから動こうと思ったら15:00前。なんとチェックインの時間じゃないですか。ということで、私は、ホテルにチェックインし、サイクルウェアに着替えて目的地のみやこ下地島空港を目指すことにしました。
ホテルを15:30頃に出て自転車で約1時間、目的地の下地島空港に到着しました。
伊良部島大橋は風が強く、風が無ければ、40~50km/hで下る下り坂も風に煽られて恐怖感を抱くほどで、30km/h程度でゆっくり下っていきました。
橋を渡る自動車も風の影響でスピードを出さずにゆっくり走っているように感じました。
下地島空港は、パイロットの訓練用の空港として開港した経緯があり、滑走路の長さも3000mと長距離国際線も就航できる長い滑走路を備えています。
ところが、航空会社の訓練所が閉鎖となったことと、平成27年に伊良部大橋が開通して宮古島と繋がったことから定期便を就航させることになり、現在では、スカイマークが東京や那覇、神戸に1日4往復定期便が就航しています。
※7月より季節限定で福岡便も就航
この日は既に3便出発しており、最後の4便目を狙って撮影することにしました。
特に綺麗だと言われているのがRWY17という北側の海。
今回は、北風に向かっての離陸だったため、美しい海と絡めて飛行機を撮影することはできませんでした。
ちなみに、一番きれいな写真は、北側から侵入する着陸機の写真です。
下地島から宮古島へ繋がる道はほとんど街灯が無いため、大急ぎでホテルに戻る必要があったのですが、飛行機が離陸した後から日の入りまで40分(この日の日の入りは18:05)。
なんとか、日の入りまでに伊良部島大橋に到達することができ、暗くなる前までにホテルへ帰ることができました。
(2)居酒屋にて
ホテルでおすすめの飲み屋さんはありませんか?と尋ねたところおすすめのお店を4店教えていただきました。
1、2件目は既に満席で、3件目のお店に入りました。
ここのお店は面白いシステムで、料理とお酒のおつまみ選択制となっており、料理は500円単位でお店が選ぶメニューを頂くシステムになっていました。
ビールはもちろん沖縄で有名なオリオンビールを頂きながら夕食に舌鼓を打ちました。
隣の人に声を掛けたら、その人も旅行者だったらしく、2泊3日で横浜から来ていたとのこと。そこで、下地島空港でも横浜から来た人と会ったと話したら、私がその人だと言われてしまい、再び居酒屋で会えるとは思っていなかったので、このとき凄い縁を持っていると思った次第です。
また、お店の大将が気難しい人なのかなと思っていましたが、とても良い人で、一緒にハブ酒の回し呑みをしたりしました。
現在の泡盛は、タイ米を原料に作られているものらしいですが、元々は芋がベースで作られていたそうです。江戸時代の薩摩藩統治の影響で芋が薩摩へ輸出されることになり、タイ米ベースに変わったとのことでした。
薩摩藩に輸出された芋は何になったかというと、焼酎になったそうです。
そのため、南九州をはじめ九州の焼酎文化は沖縄の泡盛の影響を受けているそうです。
今回は、宮古島で作られている芋の泡盛を頂きましたが、茜霧島のようにフルーティーな泡盛でした。
ここで、翌日の行動について話していると、時間や空港との位置関係を考えると与那覇前浜ビーチが良いんじゃないかという話になり、そっちの方へ行くことにしてみました。
一応、ホテルの人にも聞いてみましたが同意見でした(笑)
今回、行った居酒屋は以下の場所になります。
4.2日目
(1)パイナガマビーチ
まずは、ホテルの目の前にあるパイナガマビーチへ。
真冬で気温が高くないので、泳ぐ勇気はありませんでしたが、海の色がエメラルドグリーンでこれが沖縄の海かと思いながら砂浜を散歩しました。
(2)与那覇前浜ビーチ
ホテルをチェックアウトして一路与那覇前浜ビーチへ。
自転車でゆっくり漕ぎながら30~40分ほどかかりましたが、自転車を漕いでいるとサイクルウェアを着て自転車を漕ぐ人と数多く行き違いました。
やはり、トライアスロン大会があるだけあって自転車で島を巡っている人が多いと感じました。
パイナガマビーチに比べると与那覇前浜ビーチは、砂浜が広く、海水浴場をするのであればここかな?と思ったところです。
そういえば、宮崎に以前あったシーガイアのオーシャンドーム(海の近くにあった温水プール)もこんな色だったような記憶があります。
(3)サトウキビ
宮古島を走っていて感じたことが、サトウキビ畑が多いこと。
サトウキビが伸びて道路にはみ出るほどでした。
サトウキビの収穫時期はこの時期(1月上旬)らしく、種を蒔いて育つまで1年半かかるそうです。
しかしながら、大量生産であってもサトウキビ自体の単価は安く、あまり大きな収入にならないようです。
島を走る中で、サトウキビ以外の作物をあまり見かけることができませんでした。
赤土が中心の土壌ですが、サトウキビしかないのは、島の自給自足を考えると、厳しいのではないかと感じました。
例え、空路が発達していても運べるものはわずかで、今の宮古島は、海路で本土から野菜やお米を運んできていますが、今が平和だからできることであって、非常事態にはかなり厳しい状況になるのではないかと感じてしまいました。
5.最後に
今回、初めての宮古島でしたが、美ら海を楽しむなら、沖縄本島よりも宮古島だと感じました。また、自転車で巡るのであれば、2泊3日程度必要になることも知ることができました。
平坦で自転車で巡るには不便ではない島だったので、また、次回訪問する際は、海で遊ぶことができる時期に車と自転車を活用して巡ることができたらいいなと思っています。
そして、今回行くことが叶わなかった來間島や太平洋側のエリアなどを訪問したいです。
それでは、次回の更新をお楽しみに!
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