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FXのリスクと付き合い資産運用する方法

前回と前々回でFXについての説明と株取引との違いについて解説をしていきましたが、今回は実際にどのように取引をすればよいのかお話をしていきたいと思います。
前回記事はこちらから。
前々回記事はこちらからどうぞ。

FXでの運用のポイント

第1回目記事と第二回記事でFXの怖い部分のお話をしましたが、今回はその点を考慮しながら解説をさせていただきます。
まず、FXをするにあたって大切なことは下記の点になります。
・200万円以上の入金
・高金利通貨でスワップを狙うのではなく、安定したレンジ相場の通貨ペアを選ぶ
・注文は成行注文(ストリーミング注文)ではなく、指値注文
これらのことに注意してお話をしていこうと思います。

200万円以上の入金

こちらは完全にロスカット防止の対策になります。FXではレバレッジと言う入金をした金額より多い金額で取引が可能となります。通常であれば、最大25倍の金額で取引が可能となります。
つまり、200万円の入金をするとその最大で25倍の5千万円での取引が可能となります。金額だけで考えるとすごく大きな金額に見えるかも知れませんがこれぐらいの資産で取引が出来れば資産運用としては結構なことができるように思えませんか?
ただし、全額を使うような取引してはいけません。実際には3倍から4倍程度の資産で運用することをおすすめします。つまり最大で600万〜800万で運用できるように考えます。実際に利用するレバレッジを実効レバレッジと言います。どの取引システムであっても、実効レバレッジの数字が表示されていると思いますので、そちらの値を確認してリスクを考えて取引することを心がけましょう。

高金利通貨でスワップを狙うのではなく、安定したレンジ相場の通貨ペアを選ぶ

価格の変動が少ない、通貨であればスワップを狙うのもよいと思いますが、高金利通貨というスワップが高い通貨はもれなくたくさん動きます。そのため、スワップで数円を稼ぐ間に大量の評価損を抱えてしまい、耐えきれず決済をして損をして取引が終了します。
なので、スワップを狙うのではなく、安定したレンジ相場の通貨ペアにすることをおすすめ致します。
私としておすすめの通貨ペアはAUDNZDがよいかなと思います。ここ3年間は安定したレンジ相場を形成している通貨ペアです。

■注文は成行注文(ストリーミング注文)ではなく、指値注文

入金額、そして通貨ペアを考えたら次は注文手法になります。安定したレンジ相場の通貨ペアに対して注文をする訳ではあるのですが、価格が変わる度に都度成行注文という手動操作をしては24時間相場を監視をしないとチャンスを逃してしまいます。
なので、予めに注文をセットすることができる指値注文というものを利用します。そして、その指値注文を複数セットしていき、点でなく面で収益機会を逃さないように注文をします。そうすることで、価格が変わる度に注文が成立して利益を掴むことができるようになります。
ここで、1つ1つ指値注文をするのは大変に面倒な作業になりますので、レンジに注文ができるリピート系の注文ですることをおすすめ致します。

たとえば、マネースクエアが提供している元祖リピート系注文のトラリピ、インヴァスト証券が提供しているトライオートなどを利用するとよいかと思います。

最後にまとめ

FXという資産運用の手段として今回は紹介をさせていただきました。もちろん取引をしてほしい訳ではないですが、FXに対してはギャンブルや投資ではなく投機という言葉をよく耳にしますので、ギャンブル要素もないFXを少しでも紹介ができればと思い今回はお話をさせていただきました。
一般的にはまだギャンブルやFXで失敗したということを聞きますが、株の銘柄を慎重に調べて取引を始めるように各国の経済情報や金利などを調べて安心して取引ができる通貨を探すのも面白いと思いますので興味がわきましたら、調べてみてください。

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