選挙と政治
こんにちは!九大法学部で法律と政治を学んでいるあそちんです!
今回はu-23summitという同世代の若者が集まって議論するというイベントに参加したときに、僕が2日間他の参加者に提示したお話しをまとめます。
1.政治分からない
「政治分からない、、だから選挙に行かない、、」
こういった意見を高校生の子からもらいました。
はい、ごもっとも。めちゃくちゃそう思います。前提として、政治・政策はとても複雑で色んな側面があり、色んな人が関わっていて、それでいて明確な答えがないのです。
ある議員が「今投票に行っている人たちが、投票先の議員の考えをきちんと理解していて、政党の政策のメリット・デメリットを把握したうえで投票しているかというと必ずしもそうではない。」と言っていました。それは理想ではあり、そうした有権者の一票は価値のあるものだと思うけれど、とても難しいと僕は思います。
結局のところ、できる限り勉強したうえで、選挙に行くというのはとてもハードルが高いのです。そしてそのまま選挙というものがハードルが高いものと感じている人が多いのです。
2.選挙と基準
では、何を基準に投票すればいいのか。
皆さん自身の基準でいい、と僕は思います。
例を挙げます。
1.性別 日本は圧倒的に女性の議員が少ない。女性の有権者の方は女性である、ということを基準に投票してもいいと思います。同じ性別であればより近い価値観を持って政治の場で活躍してくれると思います。
2.世代 u-23のイベントだったこともあり、若い、ということを基準に投票してもいいと思います。自分と近い20代、30代の議員は問題意識も似ており、彼らに意思決定を任せてもいいのだと思います。(個人的に、若い世代は教育、環境などに関心が高いのかな、と思います。)
3.人格 「この人だったら任せられる!」という政治家にあったらぜひ投票しましょう。知識がある、経験がある、思いやりがある、何でもいいと思います。それぞれ判断基準になりえると思います。
自分の考え、価値観を代弁してほしい、という思いで投票してみましょう。そうすれば、もし当選したら、その後の議員の活動、政治の行方にも少しずつ少しずつ関心が高まっていくのかなと思います。
3.政治との向き合い方
何か社会課題を解決させたいとき、制度の壁というのは立ちはだかるものだと思っています。将来、もしそうなったとき、壁をよけていく道を行くのでしょうか。一つの選択肢ではあります。既定の制度の中でうまくやっていくことは。
でも、政治や制度というものと関わるのは避けたいと思わない人はどうでしょうか。
政治家達やより多くの人を巻き込んで、制度の壁をぶっ壊して新しい社会、新しい風潮を作っていくのかもしれません。その選択肢が増えるだけでもいいと思います。
4.まとめ
政治が分からないという理由で政治から離れるのはもったいないと思います。彼らは代弁者なので、きっちり自分たちの声を国会の場へと届けてもらいましょう。避けることなく、利用する勢いで。1人の力では成し遂げられないようなことを動かすとても大きな力を、政治は持っています。
よくよく僕が思っていることです。みんな考えすぎだなぁ。少しずつ少しずつ知るだけで面白いですよ~
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