
公開企画書「新卒採用公式note」が目指す世界(ていねい通販)
こんにちは、ていねい通販の採用責任者をしている戸田です。今回はこれから作る「新卒採用の公式note」について関わる人たちとの共通認識を持ちたくて企画書を作ることにしました。
同じ想いでみんなでやりたいし、一緒に迎えに行きたい世界があるから、まずは言葉にしなきゃとnoteを書くことを決心したのがこの記事です。
大前提として、僕たちが作っていくのは「採用」はひとつの目的ではあるけれど、決して「ど真ん中」ではありません。むしろ「端っこ」だ。僕たちのど真ん中は「目指す世界」に近づけること。その世界のことを僕は「優しさの連鎖が続く世界」と名付けました。簡単に表現すると、次のツイートの世界観となります。
優しくされたら、優しい気持ちになる。優しい気持ちになれたら、誰かに優しくできる。すごく単純だけど、すごく大事。そして、今目の前の大切な人たちに優しく出来るのは、誰かからもらったものでしかなくて、それを辿っていくと北京原人時代のマンモスのお肉の分けっこからスタートしているのかもな。
— 戸田良輝(ポエム☆よしき) (@poem_yoshiki) October 4, 2019
僕たちの会社は、よく「優しい会社」と表現される。僕もそう思う。良い人たちが多いなって思う。でも、正確に表現すると違う。
僕らの会社は「優しくいられる会社」だと思う。
性善説ばりばりで言うと、誰しもが優しくありたいと思っているはずだし、怒りたくないし、イライラもしたくない、わざわざ人を嫌いになんてなりたくない。ただ、そうはさせてくれない環境があるだけ。誰かが悪い訳ではない。環境がそうさせるんだと思う。
そんな中たまたま僕たちの会社は、代表の考えとそれを大切にしてきた歴史のおかげで人の心を大事にやってこれた。代表が、経営資源は「ヒト・モノ・カネ」なんかじゃない「人・心・絆」だと言ってたことがあって、これには震えた。
この価値観は、自分たちだけ良ければ良いって話じゃない、優しくしてもらえた分だけ、分けっこ出来たらと思っている。僕が大切な人たちのことを大切に出来るのは、家族の愛だけじゃない、「受け取ることが出来た」たくさんの愛と「気付かないままでいる」もっとたくさんの誰かの愛で成り立っている。
もらったからには、返したい。でもその多くは直接返すことが出来ない。比喩表現ではあるものの、本当に原始人の時代から続いてきた愛情だと思っている。
じゃあどうする?
「恩返し」ではなく「恩送り」を僕らはやっていきたい。
そのために新卒採用の文脈で出来ることは何かって考えたときに、ある日の僕のツイートの反応を見て「これかな?」と思った。
【仕事という贈り物】
— 戸田良輝(ポエム☆よしき) (@poem_yoshiki) May 26, 2019
「どんな仕事がしたいか?」
に答えられなくても
「だれの笑顔が見たいか?」
なら答えられる人は多い気がする。
働き方に悩んでいるなら、笑顔にしたい誰かを思い浮かべて見てほしい。
仕事とは、ギフトである。
喜ばせたい誰かの笑顔を思い浮かべることから始まる。
このツイートには、僕のいつものツイートよりも少し多くのイイネがつけられていった。「もしかしたら」と思った。あくまでこれはもしかしてなんだけど。
「仕事=自己成長」みたいな世の中の風潮についていけずに「自分がどんな仕事をすればいいかわからない」そんな人たちにとって、この言葉はもしかしたら手を差し伸べることが出来たのかもなと感じた。
でもこのままでは「ただの自己満足のポエム」で終わってしまう。
それは悔しい。ポエムは相手に余白を与えて、希望を促すから意味がある。
そこに救いがあるのなら、心からそう思っている僕たちだからこそ伝えることがある。それこそ、僕にとっての学生たちに贈るギフトを考えた。
ていねい通販 新卒採用公式note
【 GIFT 〜 仕事という贈り物 〜 】
この自社採用メディアを生み出すことにした。
この場所では、自分たちの社員だけじゃなく、関わるビジネスパートナーにも「誰かを思う強い気持ち」をテーマに取材していこうと考えている。時に、街で素敵な笑顔で働く人にも取材出来たらなって思う。スーパーのレジで声を掛けてくれる元気なおばちゃんや挨拶が素敵な交通整備のおっちゃんとか。きっとあったかい何かを持っているのが分かるから。
『こんな生き方もあるぞ!』って。
『こんな人間くさい社会人もおるぞ!』って。
『働くって大変だけど、悪かないぞ!』って。
そういうメッセージがしっかり届けられて、誰かを幸せにしたいなって思ってもらえることが出来たり、それこそが自身の幸せと感じてもらえる人が増えたら嬉しい。
「優しさの連鎖が続く世界」を迎えにいこう。
この言葉があなたの心に響くなら、ぜひとも受け取りに来て欲しい。
それでは。
戸田良輝
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