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想いの実現。やりたいことをやる。MR2-4年目

「自分の理念を曲げないために実績を上げて上司を見返す!」と奮闘した1年目の3月。

突然出た内示。

新規領域営業部隊が発足し、
2年目で専門領域のMRへ。

さて久しぶりですが、前々回の記事の続きを書きます。

突然の内示で自分が全く意図しない領域の製品を売ることになり、とても困惑した。

広くなったエリアに加え、知識不足は明らかだった。

最初は医師が言う略語や専門用語もわからない毎日だった。


ただ扱っている新薬は新規の作用機序で、知識をアップデートするたびに『悩んでいる患者や家族の選択肢を増やす』という自分のやりたい事にマッチしていると気づいた。

今まで扱ってきた製品は競合他社が多く、わずかな差別化のポイント...というよりか医師に自分自身や会社を気に入ってもらって処方してもらうような営業活動が多かった。

『この新薬は違う』とそう思えた。

医師と対等に近い立場で、患者さんと向き合い提案することができる。そう感じた。

その領域にどっぷり浸かるようになると医療機器の話、医師の情報など相手に役に立つ情報を多く入手できるようになった。

医師同士を繋げる活動もできるようになった。

最初に掲げた『患者貢献』

その想いを医師と共に体現できている気がした。

まさか自分が医師に新たな選択肢や価値観を提供し、医師の行動を変えることができるようになるとは。

チームメンバーにも恵まれ、お互いに日々の疑問点や知識を共有して連携することができた。

結果

『新薬売上増額 全国1位』
『総予算達成、全主力製品予算達成』

とMR人生で最大の成果をあげることができた。

自分はやりたいことをやっただけ、それを周りに支えてもらい気付いたら結果が出ていた。

なにより嬉しかったことは、妻がつとめる介護施設の患者さんが自分が扱っている新薬を使っていると知ったときだ。

自分の営業活動が地域に広がったことを感じ、売上No1.患者貢献No1になれたと実感した。

1番こころがけたことは

『相手に質問し、話を聞く』

これだけだ。相手の抱えている課題を質問により見つけ出し、役に立てるように解決策を提案する。

質問型営業。課題を解決してこそ新の営業であり、お付き合いだけの営業活動とはおさらばしたい。

この領域で大学担当など上のステップへ行き、各地で成果を上げて見せよう!

そう意気込んだときに...

内示が出た。

『組織編成』

専門領域の部隊がなくなった。

そんなMR5年目...

ここから何が見出せるのか。

ついに転職を視野に入れた葛藤が始まる。

次の記事で書こうと思います。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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