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考察 2024.07.31

革新さによる自由とは実験性ではない。それは普遍的であるべきだ。つまり刷新するものでなければならない。

革新的なものはシンプルでなければならない。
革新的なものはその点で垢抜けている。
しかし革新的なものは悪童的だ。

藝術は全てを叶えることができる手段ではない。
世界を解決することも過去の自分を救うこともできない。

そんな万能薬はない。あってはならない。あったら世界がおかしい。
世界はあるべき仕方である。世界の複雑さは嫌いじゃない。

そろそろ限界だ。これ以上苦しむのは無理だ。才能はこれ切り。もうない。見方によっては、あの苦痛は無意味だった。それを受け入れられる。何故か分からない。

環境が変われば生き続けることもあろうが、それは再生じゃない。どんな環境?それは求めたものじゃない。生き続けられることが幸福でも希望でもない。

平気で書いたものを消せる。書かれたものが書こうとしたものじゃなかったからだ。
連続する現実、連続する意識、断裂する作品
——狂気は連続する
——狂気は直接には藝術ではない

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