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“暖かいコミュニティ”の謎、そして作り方について

どーもこんにちわ!長谷川 優貴ですっ!

2021年もそろそろ終わりが近づいてきました。今年はゲームキャスターとして多くの大会、実況に携わることができて本当に嬉しいです。(いつもお世話になってる方々、ありがとうございます!)

また、世間的には「ゲームという文化がポジティブな側面を持っている」といったイメージが更に広まってきた一年だと思います。

ぼく自身、eスポーツという言葉を知っている人が増えたな、と体感することもたくさんありました。ゲーム大好きな自分としてはとても嬉しい変化だ!

そんなゲームという文化に欠かせない存在。

コミュニティです。

今日の記事では、ぼくが理想としている「暖かいコミュニティ」についてお話します。

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なお、本記事は「こみゅリポAdvent Calendar 2021」の企画記事としてお届けしています。しかも最終日!

去年はクリスマスイヴにリプレイ導入について執筆しました。(今だともっと楽にできるので、そのうち新しい方法も執筆予定です)

こみゅリポ自体、まさに暖かいコミュニティ。居心地がよく、一緒にいて楽しくて、刺激になる仲間たちの集まりです。

キャスターとして大先輩すぎるコーリーさんがめっちゃ煽ってくるくらいには暖かいです(笑)

こみゅリポでは様々な分野の方々が、独自の観点で素晴らしい記事をたくさん書いています。是非他の記事もチェックしてみてください!

そもそもコミュニティとは

ぼくが考える一般的な定義では「同じものを好きな人の集まりや、同じことをやってる人の集まり」です。

たとえば大きな括りで「ポケモン好き」という集まりがあれば、ひとつのコミュニティになります。

その中にもアニメを見る人、ゲームを遊ぶ人、カードを集める人などなど、大小問わず様々な集まりがあります。

ものだけじゃなく人に集まる場合もありますね。ポケモンのイベントを開いてる〇〇さんを好きな人たち、とか。

コミュニティ自体に明確な基準があるわけではないので、誰かが「あそこは〇〇なコミュニティだ」って言い出したら皆が認識するような存在かなと思います。

ゲームに絞ってお話すると、コミュニティ=特定タイトルを遊んでいるプレイヤーの方々、を指すことが多いです。プロシーンとは区別されている印象もあります。

※似たような意味を指す「界隈」という言葉もよく聞きますが、これはどちらかというとネガティブな意味合いで使われることが多いです。

暖かいコミュニティとは

ぼくの理想とする「暖かいコミュニティ」

それは、以下二つのポイントを意識・実践できてる人が多い集まり、だと考えています。

  1. 当たり前だ、と思うことに感謝の気持ちを持てる

  2. 良いと思ったらどんな形であれ発信する

ありきたりだと思ったあなた!侮ってはいけません!

いつの時代、どの場所でも、大切なことはシンプルなんですよ…!

ということで、ちょっと掘り下げます。

当たり前だ、と思うことにも感謝の気持ちを持てる

もうコミュニティとかそういう次元から飛び出ちゃいました。より良い人生を送るためのコツ的な感じ。

これだと大雑把すぎるので、具体的なケースを上げてみます。

  • オンラインゲームが24時間遊べる。幸せ。

  • メンテやアプデがある。常に更新・改善されてるとか最高。

  • イベントがある。運営してくれてる人がいるとか神。

  • 対戦相手がいる!!!

  • 一緒に遊んでくれる人がいる!!!

ぼくら人間は一度当たり前になってしまったことには感謝を忘れがちだし、期待したものを受け取れなかったときに不機嫌になったりしがちです。

でもぼくらがゲームを遊べてるのは、多くの人が遊べる環境を作ってくれているおかげ。対戦ゲームを楽しめるのは、対戦してくれたり一緒に遊んでくれる人のおかげなんですよね。

…ということを少しでも意識している人が多いコミュニティは、必然的に暖かい空気になると思ってます。プレイヤーの言動ひとつひとつにそれがちょっとずつ現れる。

神は細部に宿る、とよく言いますが、人柄も同じ。一人ひとりの意識が積もり積もって素晴らしい空間を作れるんじゃないかなと…!

良いと思ったらどんな形であれ発信する

そろそろ耳にタコができるんじゃないかなってくらい聞くようになった言葉かと思います。それくらい、とんでもなく大切なことなんですよ。マジで。

ゲームシステムが面白い。誰かと遊ぶのが楽しい。大会熱かった。あの人かっこいい。絵や音楽が好き。キャラが魅力的。ストーリー最高。

こういったことを気軽に発信する人が多いコミュニティは、本当に暖かく感じます。

例を挙げると…つい先日、ぼくが実況させてもらったスプラ2の大会「AreaCup Live! #0」にて、感想ツイートが大盛り上がりしてました。(これでもごく一部です。いいね爆撃しました)

これをパッと見たら、スプラ2(もしくはエリア杯+)のコミュニティはめちゃくちゃ面白そうだし、楽しい空間なんだなって感じますよね。

初めて大会を見た人やスプラ2知らなかった人も、コミュニティがこういった暖かい空気だと分かれば、自分も触れてみたいとか参加してみたいなって思うんじゃないでしょうか。

※ちなみに本大会の主催は、こみゅリポにも参加してるOdaさんです。本当にありがとうございました!

補足ですが、悪いと思ったことやネガティブな発信をしちゃいけない、というわけではありません。先ほどの感想ツイートでも、ネガティブな発信はもちろんありました。

不満や要望を発信するのは当然のことであり、全く問題なし!

ただそれ以上に、良いと思ったことも発信しようねってお話です。

一説によると、今あるものに目を向けると、足りないものを解決しやすくなる、なんて考え方もあります。

書籍「エフォートレス思考 努力を最小化して成果を最大化する」より

ポジティブな発信をしようって考えについては、以前書いたnote「誰でも出来る、好きなゲームの盛り上げ方」で詳しくお話しています。ぜひこちらもご覧ください…!

どうやって暖かい空気を作るか

ここまでの話を聞いて

「いや!俺は冷たい空気が好きだ!ネガティブな話がモリモリで、みんながつまらなくなるようなコミュニティが良い!」

って考える人は少ないと思います。

自分の好きなゲームのコミュニティは、できれば暖かくて居心地のいい空間であってほしいですよね。

ではどうやって作るのか。

これはもう超絶シンプルで、自分が暖かいコミュニティにいる人になればいいんです。

  1. 当たり前だ、と思うことに感謝の気持ちを持てる

  2. 良いと思ったらどんな形であれ発信する

先ほどのポイントを実践し、自分がこういう価値観を持ってると発信するんです。

「類は友を呼ぶ」という言葉がある通り、自分の周りには自分の行動や価値観に近しい人が集まってきます。

何か特別なことをしてない一人のプレイヤーだとしても、一緒に遊ぶ人や仲間も暖かい人になっていく。そして少しずつ輪が広がって、暖かいコミュニティが出来上がります。

ぼくみたいにイベント運営や実況・配信する人はもっと分かりやすいですね。自分たちの行動や価値観によって集まってくれる人は大きく変わるはず。

自分が望む形や空間があるなら、まずは是非自分で実践してみましょう。

最後に

まず、こみゅリポを企画してくれているさとけんさん!いつもありがとうございます。まさにコミュニティを盛り上げるための行動を常に考え実践されている方。運営してるトーナメント管理ツール「Tonamel」にも、いつもお世話になってます。今後ともよろしくお願いします…!

さてさて…振り返って読んでみると「綺麗ごとを丁寧にまとめました!」といった記事になってますね…笑

もちろんすべてのコミュニティがこうあるべきとは思わないし、暖かい空気が絶対だとも思っていません。

でも自分が好きな空間を自分で作ることはできるし、同じ価値観の仲間と仲良くしたいから、思いは遠慮なく伝えるのです!

これからもイベント運営や実況を通して、居心地のいいコミュニティ作りに貢献していきたいですね。今後ともよろしくお願いします!


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