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大学院を休学して東京でインターン生活1ヶ月目のお話

みなさんこんにちは。中川友希です。

初めましての方もいるかと思いますので簡単に自己紹介をしたいと思います。
1997年春生まれの中川友希と申します。現在は筑波大学の院生1年生で、今は休学をしています(復学は翌年3月)。院に入って休学する選択をする人はなかなかいないので、賛否両論有りの稀有な存在とご認識ください。

今回は、
1.なぜ休学を決意したのか2.院生がインターンできるのか3.1ヶ月目のインターンの感想
についてお話いたします。

1.なぜ休学を決意したのか

 私が休学を決めたのは9月末あたりで、休学を決める前は夏休み期間ということもあり、東京でシェアハウス生活をしていました。シェアハウスには学生で月100万円稼ぐフリーランスや駆け出しのエンジニアなど、多種多様の目的を持って共存する仲間がいました。彼らから、仕事に対する意識の向け方を、1ヶ月という短い期間で多く学びました。オンラインではきっと知り得なかった仕事術や交流がそこにはありました。
 そして、偶々スタートアップ企業のインターンが決まり、美術個展の運営メンバーとしてスタートしました。そして出社1日目にして、決断を迫られます。当時の私は、スタートアップ企業でインターンすることと、学業を両立させることは可能だと見込んでいましたが、それが後々甘い考えということを実務を通して痛感することになります。休学を決意したその旨は、休学へのストッパーを多くの方の期待によって引き抜かれたことにあります。その期待に応えるように、次の日に教務課に休学届を提出しました。

2.院生がインターンできるのか

 一般的に、文系大学院生は就活がうまくいかない傾向があるように、長期インターンを院生がすることは極めて稀なほうだと思います。院まで行く、ということは、研究職を目指す過程を進めるという意味でもありますので、学部生よりもビジネスと縁遠い存在になる傾向があると思われます。
 しかし、これはあくまでも一般論な話であって、今読んでいただいている皆様個人の正解ではありません。院生でも自己分析も兼ねた働く意欲があればインターン先はいくらでもあります。企業は意外にも学生に良心的に接してくださいます。
個人でメッセージをいただけるプラットホームは
・Twitter:フォロワーさんからのリファラル採用が叶う
・Facebook:お友達からのリファラル採用が叶う
・Wantedly:ベンチャー企業の長期インターン求人が掲載されている
などがあり、マイナビやリクナビよりも、早い場合は即日で説明会が設けられたりします。
 院生だからインターンできないことはありませんので、諦めず、ポートフォリオを作成するなり、社長さんに丁寧にメッセージを飛ばすなり、いろんな手段を使って就労体験の機会を獲得してみると良いかもしれません。

3.1ヶ月目のインターンの感想

 インターンをすることで、その期間に関わらず、前よりも社会的に成長することができます。1社目は僅か1ヶ月の就労体験となりましたが、今の自分に繋がる大切なことを多く教わりました。恐縮ながら以下を要旨として纏めました。
・仕事をする上ではプロであれ
・「報・連・相」は事業の成長のためを前提に簡潔に行う
・真のクリエイティブを生み出すには「守破離」の「守」が最重要
・「感謝」を忘れずに
その他にも多くの本を勧められ(『社会人1年目の教科書』『伝えかたが9割』e.t.c.)、多くの有難いご指導を賜り、多くの有難いご助言もいただきました。
 インターンを終える時、前職の上司に、
「中川さんの周りはすごい人がたくさんいるけど、中川さん自身はどうなの?」
あの日、その言葉が一番刺さった感触を今でも覚えています。私からギブするものがなければ、成し遂げたいことも叶わず、死ぬ前に絶対に後悔するなと。『社会的弱者が社会で必要とされる社会を創ること』が私の成し遂げたいことであり、2人の障害者を持つ家庭で育った私の使命だと認識しています。そう思うからには、自分に失望しても、成長だけは止めてはならないと思い、そう思った日には、デザインを勉強していました。※デザインを選んだ理由は、別の記事で纏めさせていただきます。
 周りのすごい人たちにデザイナーになるまでの過程をご教示していただき、それをひたすら実践し、駆け出し相応の報酬をいただきながら、こまめに1ヶ月挑戦を止めずに過ごしてきました。そして、11月下旬から新たなインターンが決定し、デザイナーと名乗るにはまだ程遠いですが、デザイナーの卵として働かせていただく運びになりました。
 あの時の上司の言葉がなければ、今頃何をしてたか、想像がつきません。心が揺さぶられたあの瞬間を、また1ヶ月後にきちんと言語化できるように、いかなる環境でも、役職でも、尽力するのみだと心得ております。引き続き応援のほど宜しくお願いいたします。

中川 友希

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