頼られる、頼られない
学生時代から、どうも相談されやすい人間だった。
何にも興味関心をもっていない風だから、いいのだろう。
ボクは誰の味方をするわけでもなく
相談されたからといって、優しく慰めるわけでもなく
そういうスタンスで生きている。
頼られるのは、時に重荷だ。
頼られる人が傍にいるとしたら
たまには、その人の話を聞いてあげるのもいいかもしれない。
きっと「大丈夫」なんて言うだろうけど
大丈夫だとしても、聞いてあげることは必要なのだ。
誰かに相談したいとき
誰にも相談できなかったボクが
非行に走って、壊れかけたから言うのだ。
優しい人にこそ「大丈夫」と聞いた方がいい。
ボクは優しいのではないけれど。
頼られる人に、頼れる場所を用意してあげられる
そんな人で、ありたい。
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