3分でわかる! SPFとPAについて。
日焼け止めや下地、ファンデーションを選ぶ時に確認するSPFとPA。
紫外線が強い時の対策にはどちらも高い方がいい気がする、となんとなくで選んでいませんか?
SPFとPAを具体的に説明できる人も少ないはず。
私自身も化粧品検定で勉強してきちんとした定義を知りました。
紫外線にはUV-AとUV-Bがあります。
UV-Aは窓ガラスや雲を通過して、深く真皮層にまで達し、じわじわと肌にダメージを与え、しわ・たるみの原因となるもの。
UV-B(B紫外線)は、肌表面に強く作用し、たくさん浴びると赤く炎症をおこすほか、シミ・ソバカス、乾燥の原因となるもの。
まず、SPFについて。
SPFはUV-Bの防止効果を表す数値です。
赤くなってヒリヒリする日焼け(サンバーン)を起こすまでの時間を何倍に延ばせるかの目安を表しています。
25分で赤くなる普通肌の人がSPF24のUVケアを使う場合、塗らなかった時の約24倍(約10時間)肌が赤くなるのを防いでくれるということ。
一方、PAはUV-Aの防止効果を表す数値です。
UV-A照射後、2-24時間以内に生じる皮膚の即時黒化を指標にしたもの。
PAの+が多いほど黒化に対して極めて高い効果を発揮する、ということです。
とりあえず数値が高いものを選ぶのではなく、生活シーンに合わせて適切なSPF/PAを選択することで、肌の負担を減らしながらきちんと紫外線対策をすることが大切。
日常生活ではSPF20/PA++程度で充分です。
こまめな塗り直しは欠かさずしてくださいね。
あとは自分の肌状態を理解して、より防止したい数値が高いものを選ぶのがおすすめ。
ぜひ、参考にしてみてもらえたら嬉しいです。
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