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僕が子供に出来ること

すっかり季節は秋になり、
もうそろそろ初雪が降る頃になりました。
子供はあっという間に7ヶ月になり、
ハイハイやつかまり立ちを覚え、
嬉しさもありつつ心配が増える
日々を過ごしています。

そんな子供が産まれた春先から
夏にかけて、僕は荷物の整理をしていました。
これから子供が大きくなった時に
物の保管場所には限りがあるので、
自分のものは減らしておこうと思ったのです。

それが趣味であつめていた、CDや本でした。

(インスタのアーカイブから拝借)

結局のところ、妻の反対もあって
保管することになったのですが
妻が「子供が読むかもしれないでしょ」という
話をしていて、それがずっと心に残っていました。

ふと考えると、
今自分が音楽や本(小説も漫画も)の趣味を
持っているのも、親の影響かもしれません。

そういえば小さい頃から、
父親が持っていた
赤川次郎や西村京太郎の本を借りて読んだり、
サザンオールスターズやCHAGE&ASKA、
イーグルスなんかのCDを借りて
よく聴いていました。

もしかしたら自分のルーツは
そこにあるのかもしれない。

サブスクがすっかり流通して
CDを買わなくなったし、
本も電子書籍やレンタルコミックが
浸透しており、子供の時代には
さらに違う時代になっているかもしれません。

それでも、
自分が好きだったものは、
子供の未来を変えるかもしれない。

自分が子供に出来ることは、
「残しておくこと」なのではないかと
そう思うのです。

決して自分と同じものを
好きになることは強制しないし、
野球少年じゃなくてサッカー少年でもいい。
ただ可能性を広げる存在ではありたい。

無理やり好きな音楽を聴かせたりはせず、
自分が好きだったものをそこに「残しておく」。
そうやって暮らしてみようと
今は考えています。

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