マガジンのカバー画像

マーケティング戦略

50
ブランディングによって構築された「価値」が「売れる(伝わる)仕組み」を作り上げるマーケティング戦略について発信しています。
運営しているクリエイター

2022年6月の記事一覧

ブランド構築のマネジメント

 本来的にブランドとは、「商品、サービスを特徴付けるために付与される名前やマークの総称」である。「名前」である以上、それ自体としては実を持たないため、「見えざる資産」と呼ばれることもある。
 ブランドには、大きく分けて3つの機能がある。それは、①保証機能②識別機能③想起機能である。①保証機能とは、商品にブランドをつけることによって、その商品が誰によって作られたかが明示され、責任の所在が保証されるこ

もっとみる

マーケティング思考とは何か

私の考えるマーケティング思考とは、

以下の3つのステップから成り立っています

それは、

①相手のニーズを理解すること

②そのニーズを充足する、圧倒的な価値提供をする事

③相手に、商品を選んだ先にある、
メリット(ベネフィット)まで想像させる事

この3つのステップを、常に考えることが、「マーケティング思考」です

このマーケティング思考があれば、
商品を売れる土台形成をすることができ、

もっとみる

マーケティングで重要な3ステップ

マーケティングに於いて重要なステップは

以下の3点で構成されていると考えて居ます

それは、

①知ってもらう機会を作る

②選んでもらう価値を作る

③選び続けてもらう価値を作る

という事です

細分化すると、

まずは存在を知ってもらうことを最優先課題とします

なぜなら、いくら商品自体に価値があっても、
その価値が相手から認知されて居なかったら、
その価値は存在して居ないのと同じだからで

もっとみる

顧客育成のマネジメント

 「お得意様」という言葉は、固定客や常連客とも呼ばれ、繰り返し商品を購入してくれるリピーターのことである。
 企業としてお得意様を獲得することのメリットとして、常に広告宣伝や販売促進にお金と手間をかけなくても、お得意様が頻繁に商品を購入してくれる。わざわざ割引しなくても購入してくれたり、おすすめした他の商品を新たに購入してくれる場合もある。このように、お得意様がいると、コストを抑えながらも安定的に

もっとみる

サプライ・チェーンのマネジメント

マーケティングや販売をするにおいて、製品が大量に余ったり、足りなかったりする現象は、暮らしの中で頻繁に起こっている。しかし、企業はこのような現象を好んで発生させているわけではなく、企業はマーケティングの実施に合わせて製品を安定供給するべく、サプライチェーン・マネジメント(SCM)に取り組んでいる。
 マーケティング論において、製品を見るときには、消費者に求められるものという意味で「価値」に注目した

もっとみる

チャネルのマネジメント

われわれ消費者が買い物をする際は、だいたい身近な小売業者を利用する。その小売業者が揃えている商品は、メーカーが自前の工場で生産した製品を、主に卸売業者を通して届けたものである。メーカーが生産した製品のほとんどは、消費者に届くまで、①メーカー②卸売業者③小売業者の順路を経て、消費者に届く。この順路を流通経路と呼ぶ。
 あるメーカーの製品を消費者に届けてくれる卸売業者や小売業者のことを「マーケティング

もっとみる