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VPN Gateへの接続方法 - 筑波大学提供の公開型VPN

 VPN Gateは筑波大学が提供する公開型VPNです。ボランティアによってサーバーが提供されており、なろうものなら皆さんもボランティアになれます。検閲用ファイアウォールを回避しやすいとされており、ロシアでは重宝されているそうです。今回は、VPN Gateへの接続方法をご紹介します。


最初に…

 VPN Gateへの接続にはソフトウェアをインストールせずとも行うことができます。今回は、「Windows 10」での接続方法をご紹介します。

設定方法

VPN Gate公式サイト側で行うこと

  • VPN Gate公式サイトにアクセスします

  • アクティブなサーバー一覧が表示されます

  • お好きなサーバーのDDNS名をコピーします (opengw.netアドレスのものをコピー)(Mbpsの値が大きければ大きいほど高速なサーバーです)

検閲用ファイアウォールのある国ではIPアドレスを直接指定する必要がある。

Windows側で行うこと

  • 設定アプリを開きます

  • 「ネットワークとインターネット」を開きます

  • 「VPN」タブに移動します

  • 「VPN接続を追加する」ボタンをクリックします

  • すると次のような画面が開きます

ここに情報を入力する。
  • VPNプロバイダーは「WIndows(ビルドイン)」を選択します

  • 「接続名」には自分がわかりやすい名前を入れておきます

  • 「サーバー名またはアドレス」には先ほどコピーしたDDNS名を入れます (opengw.netアドレスのもの)

  • 「VPNの種類」は「自動」を選択します

  • 「サインイン情報の種類」は「ユーザー名とパスワード」を選択します

  • 「ユーザー名」には「vpn」と入力します ※小文字です

  • 「パスワード」にも「vpn」と入力します ※同じく小文字です

  • 「保存」を押せばプロファイルは設定できました

接続方法

  • 設定アプリの「VPN」の項目を開きます。

  • 先ほど選択したプロファイルを選択します

  • 「接続」ボタンをクリックします

  • IPアドレス確認サイト等でIPアドレスが変わっていることを確認できれば接続は完了です

注意点

 現在、検閲用ファイアウォールがある国にてVPN Gateを使用する際は、DDNS名からではなく、IPアドレスを直接指定して接続する必要があるとのことです。また、中国で使えるかどうかについては意見が分かれています。少なくともロシアでは使えるという情報があります。また、犯罪行為を防止すべくログを記録しているそうです。

参考資料


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