子どもの世界をすべて理解しようとしない【生後8ヶ月】

Xだかスレッズだかで「子どもがカーテンの中で遊んでいたら、大人は中を見ようとしてはいけない」みたいな投稿を見たことがある。

理由としては、子どもには子どもの世界があって、それらすべてを見ようとしたり理解しようとしたりしてはいけない　などというようなものだった。

自分を思い返すとたしかに独自の世界観があったはず。

わたしなんてそれはそれはメルヘンでファンシーな世界線を生きていたもんだから、行く先々では『とっとこハム太郎』のハムハム探検隊のが管などを伝って駆けつけてくれていたし、乗っている車に並走してちっちゃい人間がスーパーマリオブラザーズのように障害物を避けていたし、眠るために目を瞑るとそこはイチゴの海だった。

我ながら意味がわからないが、このわたしだけの世界を親や誰かに共有する発想すらなかったし、介入してきてほしくなかった。

先日、ついにうちの娘も気がついたらカーテンの中で静かに遊んでいた。かわいい。
最近は1人でぶつぶつと何かを言いながら遊んでいたりもする。かわいい。

そんなときは邪魔しないよう、遠くからこっそりと見守るようにしている。
彼女はどんな素晴らしい世界をつくっていくのだろう。