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【米国株】弱い雇用統計、危険な展開

米労働省が2日発表した7月の雇用統計によると、非農業部門の就業者数は前月から11万4000人増えました。市場予想は17万5000人でした。失業率は4.3%で増加しました。平均時給は+8セントでした。

総じて弱い雇用統計でした。ここ1、2年で一番弱い雇用統計でした。労働市場は冷え込んできています。

10年債は4%を割り込みました。政策金利が5.25-5.50%であることを考慮すれば、4%を割り込むのは下げ過ぎだと思います。債券投資家は経済のハードランディングを織り込みつつあるのかもしれません。

仮にハードランディングとなるならば、今の株価の下げ幅は全く足りません。ゆえに今の段階でバーゲンハンティングすることはリスクが高すぎると思います。チャラチャラしたスケベ心は一切捨て去って、ただひたすらに防御を固めて状況を見守ることに徹したい局面だと考えます。




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