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【米国株】風を読む投資:ブルマーケットをホッピングせよ
僕が投資で最も重要だと考えているのは、最も有利な場所で投資をすることです。投資スキルの有無や銘柄選択の上手さも大切ですが、ボラの少ない相場やベアマーケットのような時期では利益を上げることが難しいです。
そうした環境が悪い場所よりも、自分にとってより有利な場所へ移動することで、儲けやすくなると考えます。魚がいる場所に釣りポイントを変えることと同じです。
例えば、2020年は新型コロナのパンデミックを受けて在宅関連株が相場を席巻しました。しかし、2022年にはハイパーインフレに対応するための急激な利上げが行われ、米国市場はベアマーケットに陥りました。特に、高いPERを持つグロース株は大きく下落しました。2020年の成功体験に固執し、グロース株にこだわっていた投資家は、得た利益をすべて失うことになりました。
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一方、インフレによって恩恵を受けるエネルギー株や、低PERで業績が伸びている株は上昇しました。素直にグロース株からこれらの銘柄にシフトしていれば、難しい2022年でも容易に利益を得られたでしょう。
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したがって、投資スキルや銘柄選択のうまさよりも、環境を正確に見極める能力の方が重要だと思います。そのため、投資する際は、可能な投資先を比較検討するべきです。難易度は高いですが、この目利きを磨くことが重要です。
現金(円、ドル、ユーロ、、、)
株式(米国株、欧州株、日本株、新興国株、フロンティアマーケット、、、)
業種(ハイテク、半導体、景気敏感、エネルギー、薬品、、、)
種類(大型、小型、グロース、バリュー、高PER、低PER、、、)
コモディティ(BTC、金、原油、穀物、、、)
それぞれを比較し、これからどれが有利になるか、その期間はどのくらい続くかを検討して投資戦略を考えます。
例えば、2024年2月現在、米国の景気は強く、日本や欧州は弱いため、米国を選びます。金利が横ばいであるため、業績が伸びているグロース株を選びます。特に注目されているAI関連株や、業績が急成長しているハイパーグロース株をピックアップしたいと思います。米国の高金利が当分の間続くと見込まれるため、新興国やフロンティアマーケットは避けます。
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