見出し画像

【決算】META FY23Q4

メタプラットフォームズ(META)が決算発表しました。

【概要】
⭕️EPS $5.33vs予想$4.97
⭕️売上高 401.1億ドルvs予想391.7億ドル
売上高成長率+24.7%
〈FY23〉
⭕️EPS $14.87vs予想$14.39
⭕️売上高 1349億ドルvs予想1337億ドル
売上高成長率+16%
⭕️ガイダンス
売上高 345~370億ドルvs予想338.7億ドル

DAP 31.9億(+8%)
MAP 39.8億(+6%)
DAU 21.1億(+6%)
 MAU 30.7億(+3%)
 Ad imp +21%
広告単価 +2%

⭐️一株あたり50セントの初めての配当金を発表しました。

【決算コール】
「2024年通年の設備投資額は300億ドルから370億ドルの範囲になると予想しています。AIと非AIハードウェアの両方を含むサーバーへの投資と、すでに発表した新しいデータセンター・アーキテクチャを導入するサイトの建設を加速させるデータセンターへの投資が成長の原動力になると予想しています。」

「2024年以降についてはガイダンスを示していませんが、当社の野心的で長期的なAI研究と製品開発への取り組みは、今年以降もインフラ投資を拡大する必要があると予想しています。」

「マネタイズの観点からのGenAIの機能の展開についてです。まず第一に、私たちはGenAI製品が2024年の収益の重要な原動力になるとは考えていません。しかし、時間の経過とともに有意義な貢献者になる可能性があることは確かです。」

〈所感〉
良い決算でした。配当金を追加するのは株主還元への方法に柔軟性を持たせるものとのことです。セオリー的には自社株買いよりも配当金の方が企業にとってはリスクが高いです。減配は株価の大幅下落を招きます。一度始めてしまうと辞めることはできないのです。これはCEOの事業への自信の表れだと思います。広告事業は好調であり、ネットショッピングも好調です。AI事業はテスト段階に入っており、収益化には至っていません。どの段階で収益化できるようになるのか注目です。今回のGAFAMの決算の中では際立って良い内容だったと思います。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?