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【子育て】行動のきっかけを作るのは日々の「観察?」 娘の片付けから気づいたこと

適切なタイミングと声かけで行動は変わるんだなぁと思った話を書いてみます。

※音声で聞きたい方はこちらから( stand.fmに飛びます)


娘は私に似て片付けられない?

我が家の4歳の娘、最近工作が大好きです。ハサミで箱を切って、テープで貼り付けて、何かを作るのが好きなようで。

だからこそ、アイスの空き箱とか、お菓子の空き箱とか、「これは取っておく!」と言って、空き箱をたくさん保管しています。

ただ、空き箱を保管するのはいいのですが、どんどん箱が増えてきて、収納に収まらず、どんどん床に直接おくようになっていました。

さらには保育園から毎日のように塗り絵などの絵を持ち帰ってくるので、床に空き箱と、紙が散乱!

親が「本棚に立てておこうか」とか「この箱に収まるまでね」と声をかけてもなかなかモチベーションが上がらないようで床が散らかりっぱなし。

あまりに気になるので、子どものいない好きに片付けると、これまた「触らないで!」と怒られてしまう日々が続いていました。

わたし自身、片付けに苦手意識があるので、どうしたものか・・と思っていました。

本からの気づき:子どもはお片付けが好き

最近読んでいた本に書かれていたデータがありました。

とある研究によると3歳児の約9割が「幼稚園でのお片付けは嫌じゃない。楽しい!」と答えている。
幼稚園は先生があらかじめおもちゃを片付ける場所を決めておいてくれるのと、
絶妙なタイミングで「片付けようね」をアシストしてくれるので、楽しく片付けができる。

片付けてるのに片付かないので、
東大卒の整理収納アドバイザーに頼んだら部屋が激変した
(一部要約して引用しています)

確かに、、4歳の娘は保育園ではお片付けできています。だから、基本的な能力として「片付け」はできるはず。ただ片付けをするためのきっかけ、モチベーションがなかったのでした。

娘が片付けるモチベーションになった一言は?

「お友達を呼んでみたい」でした。

公園で保育園のお友達と遊ぶことが増えてきて、今度はお家にも呼んでみたいと思っているようで。
ただ、あまりにおもちゃが散乱して片付いていないので、「これじゃあお友達は呼べないね」という話をしていたところ、彼女のお片付けスイッチが入ったようで。

「片付ける!」と言って片付けが始まりました。自分で箱は箱、紙は紙、など分類分けをして、物の定位置を決め、収納に入りきらないもの、もう使わないものは捨てていきました。

するとあらびっくり!綺麗な床が登場して、片付けが終わったのでした。

これまでこの子はわたしに似て片付けができないんだろうなぁと思っていたけれど、
それはただの思い込みであって、きちんときっかけを作ればできるんだ!と思ったのでした。

自分で勝手に決めつけていませんか?

「この子はこれはできない」「わたしはこれができない」とか勝手に決めつけていることありませんか?

実は行動するためのきっかけがなかっただけで、やり始めればできてしまう。

ではきっかけはどうやって作るのか?
動いてほしい相手、例えば自分や子ども、仕事であれば同僚の好みや目標、何がモチベーションになるのかを知ることから。

つまり日々の「観察」によって「片付けをしてほしい」「とある仕事を任せたい、行動してほしい」場合の声かけの内容が変わってくるんだなと思います。

我が家の場合、「お友達を呼べる家に」だけでは毎回片付けてくれる訳ではないので、
日々、子どもの興味関心を観察しながら、声かけのタイミングを見計らいながらいつも試行錯誤です。

「子どもは片付けが好き」を知るきっかけになった本はこちら


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