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絵本との出会い方

自分で自分の読みたい本は選んで読むくせに、娘の絵本選びや読み聞かせにはなかなか重い腰が上がらない。そんなわたしの最近の工夫について。

億劫な理由は、何度も同じ本を読むことに飽きてしまうのと、YouTubeやプラレール、絵本を開かなくたってできる遊びが近くにあり、それでもいいかなぁなんて甘えてしまうから。でもやっぱり絵本で一緒に時間を過ごせるのは楽しくもあるので、試行錯誤の工夫の記録。


絵本を手に取りやすいところに置く

娘とよく遊ぶ場所から遠くに本棚があるので、本棚から数冊絵本をとってきて目につくところに置いてみる。TVのリモコンもプラレールも絵本より手に取りやすいところにあったのだ。簡単なことかもしれないけれど、読んでみようか?と手に取るハードルが下がった気がする。

MOE を読んでみる

https://www.moe-web.jp

MOEは絵本のある暮らしを提案してくれる月刊誌。絵本って「◯◯歳向け」という年齢ごとのカテゴリ分けでネットに記事もたくさんあるけれど、私はなかなか気が進まない。
Instagramで絵本を紹介してくれるアカウントもあるけれど、こちらもなぜかピンと来ない。
近所の本屋さんは本のバリエーションが少なく、何を選べばいいかますますわからない。
だったら、MOEのようなたくさん絵本が紹介されている雑誌から気になるものをチョイスしてみよう!と。娘は電車が好きだからこれ良さそう、私はこの絵が好きかも、と自分の視点で考えられると選ぶのが楽しくなってきた。

娘の絵本も図書館で借りてみる


自分の読みたい本は図書館で借りるくせに、娘の絵本はこれまで借りたことがなかった!理由は2つ。ひとつめは1歳半くらいまで絵本を噛んだり破いたりすることが多く「図書館本を壊したらたいへん!」という気持ちが強くて利用できなかったのだ。でも、気づけば本を噛む時期は過ぎていた。
ふたつめは、絵本にも賞味期限があるような気がしはじめたこと。一時期何度も読んだ本をいつの間にか卒業していたり、せっかく買ったのに1度開いたら満足でほとんど読まなかったり。どんどん新しい本に触れる頻度を増やすには、図書館は便利。好きそうだったら本を買えばいい。やってみると、娘が好きな本、意外とハマらない本、いろいろ反応があって楽しいことに気づき、ますます絵本のチョイスが楽しくなってきた。

おまけ:娘と絵本を読んで驚いたこと!


◯図鑑に出てくる名前を覚えていた
→プラレール図鑑や動物図鑑で気づけば名前を覚えていた!
◯保育園で読んだことがある本はおうちで読んでも楽しそうだった
→「ぐりとぐら」は保育園で読んだことがあるようで、自分から「ぐりぐら!」と言うからびっくり!
◯小さい頃から何度も読んでいた本は自分から読んでくれるようになった
→「だるまさんが」はページをめくれば自分から話してくれる!
◯好きなセリフは自分から言ってくれるようになった
→「はじめてのおつかい」の「ぎゅうにゅうください」のセリフが大好き。

これからやりたいこと


◯図書館で一緒に絵本を選んでみる
絵本の蔵書が多い図書館は家から遠いので、行くのが大変でまだできていない(予約して近所の図書館で受け取ってばかり)

◯読んだ本を記録してみる
「読書通帳」という図書館の取り組みが素敵で自作してみたい。

https://www.news24.jp/sp/articles/2019/03/05/07419577.html




工夫を書いてみると「娘のため」ではなくて自分も一緒に楽しめるようになってきたのが一番のわたしの変化かもしれない。絵本のおかげで豊かな言葉に触れられているのもまた楽しいのである。

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