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芸術のたのしみかた


楽園のカンヴァス(原田マハ 著)

ニューヨーク近代美術館のキュレーター、ティム・ブラウンはある日スイスの大邸宅に招かれる。そこで観たのは巨匠スローの名作「夢」に酷似した絵。持ち主は正しく真贋判定した者にこの絵を譲ると告げ、手がかりとなる謎の古書を読ませる。リミットは7日間、ライバルは日本人研究者・早川織絵。ルソーとピカソ、二人の天才がカンヴァスに籠めた想いとはー。

あらすじより。

母から、「もう私は読んだから読んでみなよ」と渡された本。

ルソーもピカソも有名画家らしいけれど、芸術って楽しみ方がわからなくて苦手、と思っている私は本の内容になかなか興味が持てなかった。

ただ、読み進んでいくと彼らの生き様とそれぞれの絵を書いていた頃の時代背景がわかって、ぐっと画家たちに親しみを持てた。最後には次もし彼らの絵を観ることができるなら、もっと興味をもてるかもしれないぞ!とわくわく。

ある人の人生を知って、その人の作品にも興味を持つ、という機会がここ最近はもう一度あって。
「MOZART!」というモーツアルトの一生をテーマにしたミュージカルを観に行った。幼い頃から天才と言われた自身の才能との付き合い方、有名になることで周りとの付き合い方、そして親との付き合い方。住む世界の違う人なのかと思いきやそんなことない一面も見えたなぁ。

少しだけれど私なりの芸術の楽しみ方がわかった瞬間。

#日記 #読書


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