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私もいつかは古くなる。すでに古くもなっている 虎に翼から考えたこと

引き続き、NHKの朝ドラ「虎に翼」から印象的だった言葉を残しておきたいと思います。
今回は、主人公の恩師から主人公(佐田くん)への言葉。

君もいつかは古くなる
「よかった。最後に笑ってすっきりした顔でお別れ出来そうで。佐田くん。気を抜くな。君もいつかは古くなる。常に自分を疑い続け、時代の先を歩み、立派なでがらしになってくれたまえ。」

虎に翼の名言を文字起こししてくださっているなつさんのnoteから引用させていただきました。https://note.com/natsu72mi/n/n0abb662af1af

私は働き始めて10年ちょっと。
気づいたらもう新人ではなく。
これまでは、新卒入社の方にとっては少し年上のお姉さんポジションだった。(そのつもりでいた)
でも・・もう立派な中堅社員(年次とか、周りからの見られ方とか)。

今の若手社会人の方の考え方はわかるようでわからない。
一緒に働いていて「わたしの時は〜」なんて通じないんだよな、
伝え方を変えないと、と感じることがちらほらあった。

子育てもそう。いちばん上の娘は5歳。
彼女が0歳のときと、
今の0歳の育児はこの5年でいろいろ環境が変わっている!

例えばミルク。5年前は液体ミルクが出始めた時期。
まだ新しくて、周りで使っている人はあまり見なかった。
外出先で子どもにミルクをあげたければ、
粉ミルクとお湯と水を持ち歩いていた。

今はどうだろう。先日出かけた先で見かけたママたちは
液体ミルクを使っていた!
もう粉ミルクとお湯と水のセットを持ち歩く必要がないのか!と思った。
(もちろん液体ミルクは価格が高いので、
シチュエーションによるかもしれないけれど)
うちも第三子の今、液体ミルクにかなりお世話になっている。
育児のトレンドも変わり、育児関連のテクノロジーも進化している。
「わたしの時は〜」なんて通じなくて、
今まさに赤ちゃんを子育てしている方の方が色々工夫しているのかもしれない。
と思ったら、学ぶことばかりである。

「3人子どもがいる」というと
1人目赤ちゃんを子育て中の方に
「どうやってるんですか?」「これはどうしましたか?」と
聞かれることが多いけれど。
むしろ質問しているあなたの方が実はうまくやっているのでは?と思い、
「やり方教えてください・・!」と思って色々教えてもらうことも多い。

君もいつかは古くなる の言葉には、
世の中の【当たり前】は日々変わっていて。
変わっていく【当たり前】を柔軟に受け入れて、自分も変わり続けることが必要なんだな、と。女性活躍も男性育休も気になるワードだけれども経験していないこともたくさんあって。
自分の考え、経験だけに頼らず、常に好奇心を持って、柔軟でいたいなと思う。

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asato
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