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ひと区切りね。

2021年4月3日の記

先日Twitterでご報告しましたが、
この度、演劇企画アクタージュを離れることとなりました。

最初に所属した劇団から現主宰大関さんが独立、新たに劇団を立ち上げる話があり、その旗揚げ公演に参加。2回公演はスタッフとして参加し、その後、当時の劇団を辞め3回公演くらいから現在まで全てに参加し女優をやらせてもらいました。

いつの間にやら劇団員にもなってました。
もう、5年?主宰と知り合って6、7年?こわ…

お芝居を22、3から初め、舞台演劇なぞ全く知らず芝居ができればなんだって幸せ、そんなことを考えていて、使ってくださるアクタージュでずっと活動してきました。

小劇場とは、公演を作るとは、座組み全体で成功を目指すとは、そんな舞台演劇の基本的なことを学んだ日々だったように思います。

たくさんの人と知り合えたし、たくさんの新しいことをやらせていただきました。とても可愛がっていただきましたし、このまま劇団にいれば好きなように演じられて、ずぅーっと舞台に立ち続けることができると思っていました。





けれど、

その、空気の「慣れ」のようなものが、

「甘え」のようなものが、

きっと自分にも劇団にも良い影響にはならないなと勝手に感じてしまいました。







知らない戯曲、知らない演劇、知らない言葉をわかりたい欲求と、演劇以外の自身の人生で見てゆきたい景色がふつふつと湧き上がってくるのです。





誰かと決めたことではなくて、自分が決めて見に行ってみたい。

なのでちょっとひとりで歩いてみることにしました。




20代そこそこのわたしには一緒に歩く人がいなきゃこわかったけど、30を迎えた今は色々図太く強くなったので。ちょっとやそっとじゃへし折れないわよ。たぶん。


ひとりになったわたしに役者としての価値がどれ程あるかわかりません。

ほぼ無いに等しいと思います。


このまま消えて無くなるかもしれない。


けれどゆっくり挑戦を、始めていこうと思います。
できない現実を見続けるかもしれないけれど(ネガティブ)






自身の体調や予定を見つつ舞台に立って、仕事もガシガシやるし、できなかった遊びもやる。

そして個人的にこの人の為に、という舞台を作りたいとも思っています。
演劇の知り合いがたくさんできたおかげで、そんな野望?も持つことができました。

今は離れるのが寂しい気持ちと同じくらい、どうしよっかなとワクワクする気持ちがあります。どきどき!

なので、どうかこれからも茅原をよろしくお願いします。
オファーください。(言ってみたかった!)



ここまでお読みいただきありがとうございました。

ゆうか/茅原由佳






以下おもひで

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番外公演/そふとたっち
番外なのに1番楽しかったな。

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本公演/おとなのけんか
かなり初期の作品。ゲロ吐くシーンあってゲロ吐きのプロになった。

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本公演/thats life/shoes storys
直近の2作品。キャラ正反対のこの2人。黒スーツ黒ネクタイ黒手袋の衣装超お気に入り。






















最後に小噺


去年の公演で客演さんに、主宰を支える姿が劇団員坂井は「静の坂井」、わたしが「動の茅原」と例えられたのなるほどなぁ!と笑っちゃったな。
さらには「アクタージュの狂犬」とも。笑

いい意味だから!と言われたけどほんとかな…
でもこの時「演劇企画アクタージュ=茅原」の方程式が出来てる実感持てて嬉しかった。

思い出はたくさんある。
忘れずにいたいです。

んじゃ!

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