#09 金元醸造
こんにちは。
be-en 代表のゆうかです。
蔵元巡り第九弾は、長野県岡谷市にある『金元醸造』さんを訪問しました。
「人が真似できない会社」を目指し、様々な試みを行っている蔵元さんです。
金元醸造の HP はこちらからどうぞ^^
周りから「おかしい」と言われる会社を目指して
金元醸造は昭和15年、金元合資会社として創業しました。
創業当時は味噌醸造販売、製糸工場へ収める蛹(さなぎ)肥料製造を手掛けていましたが、昭和18年から味噌製造業に専念。近年は味噌製造事業を畳み、味噌製造と並行で手掛けていた加工品に事業を一本化しました。
金元醸造の看板商品は「からうま」。地元の農家と契約して作った国産野菜のおかず味噌で、TBS系列のテレビ番組『ラヴィット』の全国ご当地おかず味噌部門で見事第一位に選ばれました (紹介記事は[こちら])✨
加工品だけではなく、保育園で味噌作り教室を開催したり、子どものアイデアを取り入れたお味噌の絵本 『みそくんたんじょう』 を作成したり、他の味噌屋さんが取り組んでいないことにも精力的に取り組まれています。
子供たちの、日本の食育に貢献したいという強い想いを感じ、その想いから地元の農家さんや芸大の学生さん、などたくさんの方々からご支援をしてくださっているのだと感じます。
活動の裏には「味噌の色々な食べ方を知ってほしい」という思いがあります。
最近は便利・効率を重視した加工品が販売されていますが、金元醸造ではそこに問題意識を感じています。例えば、鍋の素は手軽に鍋を楽しむことができる製品ですが、鍋の素があることによって鍋の素を買わないと鍋ができない、と思っている若者もいるそうです。味噌も、お味噌汁以外の用途を知らない人が増えている、とのこと。
味噌製造を辞めたからこそ、柔軟に色々な挑戦ができているため、周りから「この会社はおかしい」と言われるくらい、今後も新しい取組に挑戦し続けたい、と話されました。
従業員や会社の個性を尊重している姿勢が印象的で、その姿勢が金元醸造の魅力だと感じました。
金元醸造では からうま 以外にも素敵な加工品を沢山作っているので、ぜひ食べてみてください✨
それではまた次の記事でお会いしましょう!
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