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自由なファッション

小学生高学年の頃、もう大人と変わりない見た目だった私は、井の頭線でよく痴漢されていた。今と違って、引っ込み思案な子だったので、怖くても何もできなかった。


なんとも言えない最悪な気持ちと、何故かあふれる「私が何言ったってしょうがない」という諦めの気持ちで、辛い思いをしながら、大好きだったお稽古事のために、電車に乗り続けた。


今の私のファッションが、「男ウケ」悪いのにも、こう言った理由があるのかもしれない。
もちろん好きだからやっている派手な格好。でも、防衛本能であることは否定できない。

着ているお洋服で、性犯罪者の被害者になってしまう確率が変わるわけではないと言う統計が出ている。露出していても、tシャツにジーンズでも関係なく性犯罪者は犯罪を犯す。

だけど、世間は「そんな格好をしていたから、痴漢にあうんだよ。誘ってるんじゃない?」とお門違いの批判をする。恐ろしい。

悪いのは性犯罪者だ。

私が例え裸で道を歩いていても、私があなたに同意しないかぎり、私に触れる権利は誰にもないのだ。

だから、どんなファッションをしても「安心」できる世界を作っていきたい。

そして、どの人も、好きな格好をして生きていける自由な社会で生きていきたい。

最後になりましたが、今痴漢に遭っている人へ:

あなたが悪いということは1000000%無いことを覚えておいて欲しい。怖くて抗議できなくても、自分を責めないで欲しい。力で勝てない相手の場合が多いもん。こわいよ。あなたは悪く無い。あっちが犯罪者だよ。

#ファッションが好き

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