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正直スマホが無い方が人生楽しいと思った

今日、研究室に着いて、気づいた。

「スマホがない、車の中に忘れた」

車の中ではSpotifyで音楽を流していたから間違いなく車にはある。スマホホルダーにはさんだまま持ってくるのを忘れてしまった。

とりあえず1限も2限も授業があったのでスマホのことは一旦忘れて移動し、授業を受けることにした。


スマホなしで半日過ごすと別に取りに行かなくていいやとなってくる。そう私に思わせるのは雨という天気も関係しているだろう。結構な大雨で、駐車場にスマホを取りにいくのを面倒に思わせるには十分だった。

そんなこんなで日中は通知に惑わされることもなく、SNSに惑わされることもなく、悠々と過ごすことができた。

やることが煮詰まってきて手がつかなくなってきたら大学の中にあるピアノを弾きに行ったりした。いつもだったらここでだらだらとショート動画とかを見てしまうので、かなり有意義な時間を過ごせたと思った。


夕方になってふと思い出したことがあった。それはスマホがなければ電話に出れないということだ。普段だったら電話なんてほぼ使わないのだが、インターンシップの関係で電話がかかってきてもおかしくない状況だったことに気がついた。

これを思い出して急に焦りが出てきた。そして急いで車に戻った。幸い電話はかかってきていなかったが、ちょっと冷や汗をかいた数分だった。

カバー写真はそのあと落ち着いてフロントガラスについた水滴を撮った写真だ。スマホって便利だよなとは思う。


スマホは便利だが、だからこそ当たり前のようにほとんどの人が身につけている。そのため身につけていることが当たり前のように取られてしまう可能性を持っていて、その強迫観念が私にちょっとした生きづらさを与えている。

そういったことを忘れて過ごしていた時間は楽しかったし、スマホを携帯せねばという強迫観念は忘れて生きたいと思った。

それから、スマホが無い人生を送ってみたいなと思った。思い切って捨てることができたらいいのに、私にはその勇気が無かった。

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