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雪見だいふくを食べて、「おいしい!」とはしゃいで叱られる女。

メンタルトレーナーのご自宅で
仲間と一緒に食事をして
アイスをそれぞれに食べて。

楽しい雰囲気でそれぞれに
帰宅をした後に

わたしはグループチャットで
雪見だいふくを食べて
はしゃいでいたことを
叱られました。

40歳のおばさんが
アイスを食べて
もの凄く叱られて

「申し訳ありませんでした」と
何度も謝り、反省の弁をひたすら
述べるというあの出来事は

今でも仲間と笑い合ってます。


「子どもじゃないんだから」と思える
こんなことも、

40歳のおばさんの中にいる
子どもがやっていることなので
子どもといえば子どもなのです。

メンタルトレーナーに
していただいているのは
アダルトチルドレンであるわたしの
育て直しです。


わたしが雪見だいふくに限らず
なんでも「美味しい!」と
言って叱られたわけですが、

本当に、美味しいと思っているのか。

味わってるのか、味覚は確かなのか、
味がわからない人なのか。

正直な味の感想が言えないのか
なんなのかわからないけれど
不快だ、と。

わたしのはしゃいだ姿が
不自然で、違和感があって、
指摘をしていただいたのですが

わたしは、そうして叱られる心当たりがありました。

メンタルトレーナーに
話してなどいませんが、

わたしはなんでも
「美味しい」という人だと
自分を決めていて
味わうことを避けていたのです。

発達障害だからなのか
感覚が過敏なところがあって

味覚は特に敏感で
「味わう」ことをしたら
家のご飯もしんどかったし、
給食は食べられなかったと思うし、

会社に入ってからも
飲み会に参加できなくなるから
どんな場面でも、
とにかく
「人とご飯を食べられなくなるからダメだ」
「人とご飯を食べられなくなるからダメだ」

「絶対に、だめ」
「絶対に、だめ」
と、ずっと言い聞かせていて
味わうことはおざなり。

味覚を戻して自分の感じで
味わって食べることにしたら

わたしは誰とも一緒にいられなくなる、
と怖かったのです。

「なんでも美味しい」という人をやると
演じ続けて嘘をついていたから

メンタルトレーナーからの指摘は
「なんで、嘘ついてるの?」と
と感じられるものでした。

嘘をつくことはとても苦しいから
嘘は100%やめた方がいいとお話してくれ、
自分の感覚を大事にすることを応援してくれ

こうしたかたちでも
嘘をやめることを伝えてくださいます。

もう、子どもの頃とは違うし、
食べものは自分で選べるし、

人と味覚がちがっても
そんなこと気にしないし
勝手にすればいいし

人と一緒に居られることは
わかってるだろうし
分かり合える仲間もいるでしょう、と。

子どもの頃に決めた自分はやめて、
大人になって十分に
わかっている今を生きることを後押し
していただいたような感じです。

大人になれば
誰かがちょっと嘘くさくても
なんか機嫌わるくなられても面倒臭いから
いちいち誰かに指摘することはないですよね。

そもそも気にしない、
気になってもスルーするし

そうして誰にも言われないけれど
誰もが思っているようなことを伝えてくれ、

絶対に聞こえなかったはずの声が届いて

裸の王様にならずに
人と繋がれるようになれると思うので
うれしい限りです。

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